笑顔を創りたいWebディレクターの日常

某事業会社勤務のWebディレクター。つまり「なかのひと」やってます。Web業界からひょんなことで専門学校の先生に。そしてまたWeb現場に戻ったWebディレクターのブログ。

【半・永久保存版】Webディレクターになる人におすすめの古本3選、ガチ長文で紹介するよ。

【スポンサーリンク】

こんばんちは、スーパー太っちょWebディレクターです。
スーパーは太っちょにかかります。

先日ですね、これからWebディレクターになる人にオススメ本を紹介したのです。

ナニガイイカナ(´ε`;)ウーン…

ってそれなりに悩んで紹介したんですけど、そのどれも古いこと古いことw 揃いも揃って15年近く前に出版された本で、自分が嫌になりました(笑)

そうなってしまう理由の一つは、まちがいなく僕が「最近の初心者向け書籍を読んでない」からですね。

 

ただね、もうひとつ理由があって。

最近の本、スキルの解説本ばっかなんですよねぇ・・・。

いや、まあスキル本も大切ですけどね。悪くない。

でも、それよりもっと大事なことがあると思うんですよ、僕は。

スキル本も良いけど、それより前に身につけるべきことがあるし、ぶっちゃけスキル本なんて読むだけ無駄じゃないかと思ったり。(明らかに言い過ぎです)

 

というわけで、今日は「Webディレクターになるなら読んでおくと良いよ」っていう古本の紹介を、ビビるほどの長文で書く回であります。

なんで長文かっていうと、短いレビューならググれば出てくるでしょうし。なので、僕の過去の体験などもまじえてしょうかいしましょうそうしましょう、という話です。

そんなわけで、うぇぶぎょうかいのむめいでぃれくたーのお時間です。

 

■目次

 



 

とはいっても、まずは短文でサクッと紹介しましょう

まあ、長文って読むのめんどくさいですしね。

お前がいうなっていう話だけど。(いつも長文だから)

とりあえず3冊をサクッと紹介しちゃうので、これで良いやっていう人はそのまま離脱してAmazonなりでポチッとなしてくれればええと思いますの。

はい、では紹介。

 

「だから、Webディレクターはやめられない―できるWebディレクターの成功戦略」

ね。しょっぱなから2005年の本w。
かなーーーーーり古いんですけど、スキル的な話ではなくスタンスの話が多いので今でもじゅうぶん通用すると思う。Webディレクターとしてはこの本に書かれているスタンスや意識ってすごく重要で、僕はディレクター1年生にはかならずオススメしてますね。

 

「Webブランディング成功の法則55」

そしてこれも2005年の本だったw。
構築手法とかはさすがに古いので参考にならないし、SNSもまだmixiぐらいしか無い時代なんで古さはあるかもです。ただ、インターネットの本質はずっと変わってないと思っていて、それを教えてくれる本です。
インターネットやWebサイトって、そもそもなんのためにあるんだっけ?を考え直させてくれる良書ですね。

「そんなんじゃクチコミしないよ。 <ネットだけでブームは作れない!新ネットマーケティング読本>」

これも2008年w。やった、少しだけ現代に近づいた(笑)。
ネットのクチコミをいかに増やすかという切り口の本なんですが、中身はもっと幅広いテーマの本だと思ってます。なんだろ、僕は「数字に騙されないための本」だと思っていますw「本質を見るとはどういうことなのか」「数字を見るとはどういうことなのか」ということをこれでもかというほど考えさせられますね。

サクッと紹介おわりー。

はい、サクッと紹介でした。

長文読むのかったるい人はここで離脱しちゃいましょう。

ただ、そのまえに一つだけ。

どれもかなり古い本で今の状況や環境とはだいぶ違う。前述の通りまだSNSもまともに存在しないころにでた本なので、その辺は現代に置き換えて読んでください。ただ、どれも本質的な思考の話やあるべきスタンスの話をしているので、いまでも十分読んでタメになると思います。(読んで得るものがないならそれはアナタ側の問題では?と言いたくなるぐらいには)

 

さて。

というわけで、ここからガチレビューでございます。

 

「だから、Webディレクターはやめられない―できるWebディレクターの成功戦略」

これはね、Webディレクターに限らず新人ビジネスパーマンじゃなかったパーソンが全員読んだ方が良いと思う
それぐらい、社会人としてビジネスにあたる際に重要なことがたくさん書かれてる。

たとえば、こんなことが書かれてるんですよ。

自分は後回しにしよう

 Webディレクターはデザイナーやコーダーに仕事をお願いするのが大きな仕事の一つです。Web制作でいうところのハブの役割を果たさなければなりません。

〜〜中略〜〜

 高性能なスイッチングハブとして、きたものを自分の中で判断し、適切な箇所に送ってやる。必要であれば自分の中で調整して、絶妙のタイミングで次に送ってやる。そんな機能がWebディレクターには求められます。

 ましてや、ハブが自分が今忙しいからといって、仕事を止めてしまうなんてありえません。仕事を円滑に回すべきWebディレクターがデザイナーやコーダーが空いているにも関わらず仕事を止める。本当にやってはいけないことです。規模は全然違いますが、管制官が「いまちょっと忙しいから」といって飛行機の発着を止めることなんてありえないのと同じです

うむ。
その通りすぎる!

そして、これができてない残念Webディレクターなんぞゴマンといる!(笑)

あれやこれや悩んだり、スケジュールつくらなきゃ!ちゃんと説明しなきゃ!と資料をつくりこんでつくりこんで、結果的に依頼出すのが遅れて、むしろデザイナーに迷惑かけてしまう人とか。さっさと出せよっていう。

その逆に、テキパキと指示を出すのが自分の仕事だと思い込んで、内容も精査せず、適切な依頼文章もつくらずに仕事を渡したりするやつもいる。そうして、デザイナーが怒るw

この企画の意図は?背景は?素材はどこにあるの?素材作成からこっちでやるの?もらえるの?何をいくつ作るの?キャッチコピーはどうするの?提案して欲しいの?なんなの?・・・と。

こういうポンコツWebディレクターはですね、まず自分の仕事がなんなのかがわかっとらんのですよ。とりあえず指示を出せば良いと思ってる。相手は人間なのに。そのくせ、大量のタスクをテキパキと指示出しするワタシかっこいい・・・!なディレクターズハイみたいになっていたりする。そんなもん、ウンコ撒き散らしてデザイナーに回収させてるだけなのにねぇ。

そんなディレクターにならないためには、この本を読むと良いのです。Webディレクターとは何をすべきなのか。何を担う人なのか。その人はどんな心構えで、どんなスタンスでプロジェクトに、仕事に、メンバーに向き合うべきなのか。

他にも迷った時はどうすれば?緊張する時は?などなど、たくさんの大事なことが、著者の実体験を持って書かれています。

そしてそういう意味では、時代が変わろうと、どれだけインターネットや技術が発達しようと、Webディレクターが担うべき役割やスタンスは変わらないんですよね

ちなみに、「さっさと周りの人に出せば良いのに、自分で抱え込んで遅延させる人」ってWebディレクターじゃなくても、もっといえばWebの仕事じゃなくてもいますよねぇ・・・?

そう、ディレクションにおける基礎やスタンスって、Webかどうか関係ないんですよね。ビジネスにおける段取りそのものなので。だから、Webディレクターはもちろん新人ビジネスパーソンとしてもこの本を読んでおくと良いと思います。きっとこの本に書かれてることを実践できるようになれば、社会で重宝されるはず。

だって、平気で納期守らなかったり、基本的な報連相すらできない営業担当さんとかいっぱいいるんだもの(笑)

丁寧さも雑さも含めてちゃんとできるひとって、貴重なのですよ。

 

「Webブランディング成功の法則55」

「Webブランディング」と書いてあるけど、"いわゆるブランディング本"ではないです。

正確に表現するなら「ブランディングのためのマーケティング手法をインターネットで実践するための指南書」ですかね。

どちらかというとマーケティングの本であり、もっというと「それをするためのインターネットとは、Webサイトとはなんなのか」を全編に渡って暑苦しく解説している本です。

僕はたしかWebディレクターになって3年目ぐらいにこの本に出会ってるんですが、愕然としました。いまでもその時の衝撃は忘れられない。

いままで、自分は一体何をつくっていたんだと。
ゴミみたいなものを世の中に出してしまったんじゃ無いかと・・・。

インターネットとはなんなのか。本書では、こう位置付けています。

「Webサイトは、ユーザーの問題解決ツールである」

僕は、インターネットもWebサイトも、登場したその時からいまでもその本質は変わってないと思っています。

もちろん、古き良きダイヤルアップの時代からブロードバンド、SNSの台頭にスマートフォンの普及と、明らかに時代は変わりました。

でもそれで変わったのはインターネットというよりそれを享受するユーザーの方で、インターネットとの距離や、リテラシー、生活が変わったのだと思ってます。変わったのはそっちの方で、インターネットの本質はずっと変わってない。

今だって昔だって、インターネットやWebはそこに訪れたユーザーのために存在し、ユーザーが求めるものに応える場やネットワークだと思ってます。

インターネットっつうのはですね、どこまでいってもユーザーが中心なのですよ。

仮にそれがユーザー本人の意図しないレコメンドやタイムラインだったとしても、ユーザーは自らの意思で「なんか楽しいものないかな」とスマホを持ちタップするわけです。TV画面をCMで埋め尽くしてもなんとも思われなかったとしても、Webでそれをやったらまず不快に思われる。それはWebが、ユーザーが自ら選んでそこに訪れる、というメディアだから。

この本は、それに檄を飛ばしながら教えてくれる本です。
いかに、ダメなWebやネットサービスが多いか。お前らバカか、と、実際にそんなことは書いてないですがw、まるでそうやって怒ってくれるかのようにしっかりと大切なことを、インターネットやWebと向き合うことの本質を教えてくれます。

にも関わらず、ですね。

以前、この本を読んだ人がこう言ってたんですよ。

「わかるけど、眠くなるような内容だった」

きっとね、書いてることが至極まっとうなので「当たり前のことだ」と思ったんでしょうね。

でもね、その人の設計したWebサイト、ひどいもんだったからw

あの、ユーザーの行動をちゃんと考えて設計してますか?

ボタンが置いてあれば押すと思ってますよね?あるんだから押せるじゃんって。

 

いま、読み返しても思うんですが。

悲しいかな、この本に書かれていることが実践できてないWebやその制作現場、まだたくさんあるね・・・。

 

自分たちが売りたいものを押し付けるLP。

配信する情報も決まってないのに開設されるSNSアカウント。

どこの誰に何を訴求するのかも不明なままにつくられるワイヤーフレーム。

 

そのサイトの目的は?ユーザーは誰で何を伝えるべきなの?その人はどんなワードに反応するの?最終的にどんな体験でハッピーになるの?それはどこで伝えれば気づいてもらえるの?

ひたすらにクライアント企業の強みを訴えようとするWebディレクターとかね、あのね、強みなんかどうでも良いんだよユーザーは

いや、強みは大事ですよ?でも、だからっていきなり強みをユーザーにぶつけるかどうかは、相手による。まずは先に当たり前にできるべきことを伝えなきゃいけないかもしれなくて、それこそ、Webサイトはユーザーの問題解決ツールなのですよ。企業が言いたい順で言いたいことを言ってたんじゃ、聞いてくれるわけがない。

きっと、インターネットが普及し、技術が進歩し触れる人や企業が増えたおかげで、むしろこういう大事なことがWebを仕事にする人たちに届かなくなったんでしょうね。

当然のように古い話はたくさんあるけど、それでもインターネットやWebを仕事にする人間においてとても重要なことがたくさん書かれてます。

これは、ブランディングの本ではないです。*1

インターネットとはなんなのか、Webサイトとは何に優れたチャネルなのか、そこで我々はどうすべきなのかを教えてくれる本です。

 

 

「そんなんじゃクチコミしないよ。 <ネットだけでブームは作れない!新ネットマーケティング読本>」

そう、そんなんじゃクチコミせんのですわ。

しっかりせぇ!!!

っていう本ではないですw

いやまあ、(ネットを駆使した)クチコミを題材にした本なのですが、内容はそこから発展して、インターネットとは何ができるメディアなのか、そしてその数字は本当に信じて良いのか、その言説は本当に正しいのか。なんてことをこれでもかというほど訴えかけてくれる本です。

ところでこれを読んでるみなさんは、売り上げがあがったらどう思いますか?

嬉しいですか?

どうでしょう。

ぼくですか?

ええうれしいです。

そりゃもう、うれしい。自分が担当したプロジェクトによって自社の売り上げが上がったのならそりゃうれしい。

でもね、そうやって売り上げだけを見て一喜一憂してはならんのです。

売り上げがあがることが必ずしも良いことだとは限らないから。

 

たとえば、ぶっちゃけてしまうと売り上げなんてものは割引クーポンでもばら撒けばすぐに上がります。短期的にはね。でも、それはブランドの毀損につながるんですよ。「あそこは安売りするブランドだ」「安売りを待てば良い」「高い時に買うなんて馬鹿だ」という心理的な何かを植えつけてしまいかねない。

それに、これまで長らく出してなかったクーポンをいきなりばら撒くというのは、それまでずっと定価で買ってくれていたお客様への裏切りなんですよね。むしろその人こそ大事にしなきゃいけないのに。

だから売り上げが上がって喜ぶなってことではないのです。

その売り上げアップは何によって上がり、自社にどんな利益をもたらしたのか、同時にどんな不利益を生んでしまったのか、冷静に向き合うべきという話なのですよ。

この本でも「PV(ページビュー)」について取り上げられているけど、これも今でも変わりませんね。ニュース系メディアのPV数など今でも声高に叫ばれていたりしますが、その実、さして長くもない記事をページ何分割もしていたりして読みにくいったらありゃしない。そうやってPVを水増ししていたり。

最近はスマホアプリが多いので、「MAU(月間アクティブユーザー数)」なんてよく言われますね。これもね、もちろん大事な数字なんですが、割と簡単なのです。プッシュ通知を送りまくったり、毎日見るようなコンテンツを置けば良い。もちろん、そうやって毎日アプリを立ち上げてもらうことは大事なんですが、かといってそれが直接売り上げアップに繋がるかは未知数で。

売り上げ・・・もっといえば企業の経営に貢献しない仕掛けで無理やり立ち上げさせているアプリと、真摯にユーザーが使いたくなる機能のみで勝負しているアプリのMAUを比較してもしょうがなくて。

この本が出た2008年当時、よく言われてたんですよね。

「TVは死んだ」「もうネットの時代だ」「TVCMなんて崩壊している」

いま、どうですかね?

うん、死んでないですね。

キングオブメディアかどうかはわからんですが、今もってTVの力は絶大ですよ。

だってね、仮に視聴率10%でも1200万人ですよ。1時間の間に1200万人も集めるメディア、まずないですね。ネットではほぼ無理だと思います。世の中に1時間で1200万人がアクセスするサイトなんて数える程でしょうねぇ。

TVはぜんぜん死んでないよ、そもそもできることが違うんだから単純に比較するもんじゃないよって、この本でも言ってくれてます。・・・・・おいおい、いまから13年も前にだぜw(はえーなw)

 

そしてね、悲しいことにこの本に書かれてることも、いまだに実践できてない世の中だと思いますのよ・・・。

 

というか、僕だってまだまだ苦労してる。

たとえば、ECサイトにおいて「お気に入り」の機能を使っているユーザーの購入単価が高かったとして。そりゃ便利ですからね。お気に入りに入れておけば後日、それに関するおすすめ情報が届いたりしますからね。アマゾンとか。

では、もっとたくさんの人にお気に入り機能を使ってもらえたら、売り上げが増えるのだろうか?

これがね、難しいのです。

うっかり、数字だけ見ると「お気に入りを使ってもらうと、楽しんで買い物してもらえる!」と思い込んでしまったりするのです。
というか、割と立派なコンサル会社でもこういうことすぐに言ってきます。

しかしですね、

「ウチの商品が大好きだからこそ、お気に入りを使ってる」

かもしれんのですよ。

つまり
「お気に入り機能を使ったユーザーはたくさん買ってくれる」
ではなく
「たくさん買ってくれるユーザーだから、お気に入りを使っているだけ」
という話かもしれないわけですね。
こうなると、さらに他のデータを引っ張ってきてお気に入り利用と購入の相関関係を証明しなきゃいけません。こりゃ大変だ。

とある数字やデータを見た時に、それをそのまま鵜呑みにせず、とにかく冷静に、事実はただの事実として受け取るという意識が必要なんですよね。それも、かなり強く意識しないと数字にはすぐに騙される。

この本は、その大事さと具体的な事例の話をたーくさんしてくれています。はじめて読んだ時、「あーーーーーーーたしかにーーーーーーーぼく、鵜呑みにしてたなぁ」って何度も思いましたw

すぐに情報に騙されたり、深く考えないで変な企画を出しちゃう人は世の中にたくさんいるんですけど、この本に書かれてることをちゃんと意識できていれば減るはずです。

たぶんきっとおそらくw

 

ちなみに、僕はこの本の著者である河野武さんとお知り合いなのでございますが、たいっっっっっへん頭の良い人です。一緒にお仕事してた時期もあるんですけど、まあ・・・それはなんとまあ、ビシバシ言われた記憶がありますね(笑)

でも決してパワハラではないし、言ってることはいつも真っ当で面白くて。(面白いってのがまたすごい)

実は、僕の脳内には今でも河野さんがいるんですよね。
脳内で勝手にしゃべってくれるぐらいにはw
「この企画、河野さんならなんていうかな」っていっつも思って仕事してますね。

それぐらい頭の良い人が書いた本なのでありますね。(なんだその締め)
*2

【追記】

ああいかんいかん、すっかり忘れてました。
この本は数年後に出た電書版があって、少し加筆されてます。

puboo.jp

 

 

 

終わりに

はい、しっかり長文でした。

最後に、ですね。

なぜ僕が、ディレクションの実務ですぐに役に立つスキル本を紹介しないのか。

それはですね、マジでどうせ大して役に立たないと思うからです。

たとえばクライアントヒアリングひとつとってもですね、いくら本に「こういうシートを使って」「こういう質問をべきだ!」って書いてあっても、できないんですよ。なぜなら、その会社にはその会社のやり方やフォーマットがあるから

結局まずはそれを学んで身につけなきゃいけなくて、本をどれだけ読んでもそのまま使えないんですよね。そして、スキル本というのは往々にして優秀な会社にいる優秀な人が書いているので、高単価な案件だったりするわけです。それをそのままやろうにも、「うちの会社でそんなきめ細かい資料作ってたら赤字です」なんてこといくらでもあって。

だから、スキル学びたきゃさっさと会社の先輩にくっついて学びまくった方が良くて、本なんてほとんどそのとっかかり程度に過ぎないんですよね。(まあとっかかりにはなるので、無駄とまでは言わないけど)

また、いくらスキルを身につけても、この記事で紹介したような「ディレクターとしての心構え」や「インターネットとは何なのか」がない人じゃ意味ないんですよね。適切にそのスキルを使えないので。インターネットとは何なのか、その本質を理解してないやつが設計するWebサイトなんて、良いものになるわけがないですからねぇ。

なので、あえてスタンスや意識にフォーカスした本をピックアップしてみました。

 

どう考えてもお財布に打撃がなさすぎる本たちのはずなのでw、皆さん是非でございます〜。

 

ではでは。

 

 

 

*1:言い切っちゃいけない気がするw

*2:この本を読んだのはご本人に出会う前の話なので、それほどバイアスはかかってないはずです。