笑顔を創りたいWebディレクターの日常

某事業会社勤務のWebディレクター。つまり「なかのひと」やってます。Web業界からひょんなことで専門学校の先生に。そしてまたWeb現場に戻ったWebディレクターのブログ。

それは、デザイン以前の問題だ。

こんばんちは、スーパー太っちょWebディレクターです。
スーパーは太っちょにかかります。

事業会社側に来ると心が汚れる、そんなことを思っている時期もありました。

うそです。

ただ、受託制作から発注側に来て、その内幕をこれでもかというほど見せつけられる毎日を過ごし、早4年が経ちました。

ワテクシ気づきました。

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絵心がないということを

 

ちがうちがう。

それは生まれた時から気づいていた。

だから、デザイナーさんのことは総じて尊敬している。

 

じゃあなにを?つってな。

それはね、

デザイナーを魔法使いかなにかだと勘違いしている人を。

いや、これは「見つけた」が正しいか。

気づいたのは、その根源。

つまり、理由。

「なぜ、デザイナーを魔法使いのように扱ってしまうのか」

それを見つけたんよ。

 

それはね、こういうことなん。

「そもそも、物事の構造化ができない」

だから、適切にデザイナーに発注ができない。

つまり、デザインがどうだこうだという以前の問題だったわけです。

 

 

そんなわけで、うぇぶぎょうかいのむめいでぃれくたーのお時間です。

 

■目次

  • 「物事の構造化」とは
  • デザインの「構造」とは
  • どこの何を発注しているのか、をきちんと考えないからこうなる
  • チラシだけではないし、そもそもデザインだけではない
  • おまけ

 

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「看護師には絶対解けない秘書検定2級の問題」の解答は4でも間違いじゃない件。

こんばんちは、スーパー太っちょWebディレクターです。
スーパーは太っちょにかかります。

試験や定期テストというものは、とにかく問題にならない程度の低い点数で切り抜ける、それが我が人生。「頭の回転は悪くないと思うのに、なんで勉強はさほどできないのかしら」と親に言われて育ちました。(それは僕が勉強してないからです、お母さん)

さて、こんな話題が話題になってまして(謎)

togetter.com

なんかすごく(問題の解答が)叩かれている。

だが、僕はそんなにこの解答が間違いだとは思わないので、まあ書いておきましょうと。

そしてプロジェクトを管理するWebディレクターには絶対に必要な視点だと思う。

 

そんなわけで、うぇぶぎょうかいのむめいでぃれくたーのお時間です。

 

■目次

  • 何を言ってるのかわからねーおまいさんには
    • ■問題の詳細
    • ■解答はこちら
  • 「選択肢:4」でダメな理由(起きるであろう問題)を考える
  • 「なぜ、その前提を書かなかったのか」を考えてみる
  • とはいえ「前提がどう」という話をしたいわけじゃない

 

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"否定するなら代替案を"より大事なこと。

こんばんちは、スーパー太っちょWebディレクターです。
スーパーは太っちょにかかります。

否定だろうが肯定だろうが、語尾に自動的に「じゃあとりあえずビールのみいこ?」がつく、そんなおじさんでいたいです。

一個前の記事で「会議であんまり発言しない」と書いたけど、実はこういう意見(否定するなら〜)があるので、それが嫌で発言しないってのもあったりする。

ええ、はい、ぶっちゃけあんまり好きでは無いです。

「否定するなら代替案とセットで」みたいな意見。

つーかそれコミュニケーションとして断絶してね?

っていうか「コミュニケーション」というものについて考えてなくね?

と思っちゃう。

 

そんなわけで、うぇぶぎょうかいのむめいでぃれくたーのお時間です。

 

■目次

  • バカがいたらどうすんだよ
  • そもそも大事なのは代替案があるかどうかじゃなくて
  • しかし、根本的な問題はもっと別にある

 

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ワテクシ、大した奴じゃないんで。

ウホ!ウホウホウホ!ウホホホホホホ!ウッホ、ウッホウッホ!ウホウホーウホホー、ウホー、ウホッホ!

あ、すみませんZOOMのマイクがゴリラモードのままでした(そんなものはない)。

こんばんちは、スーパー太っちょWebディレクターです。
スーパーは太っちょにかかります。

あのー、

今日はねぇ、

なんちゅーかー

うーん

あのー、

(´ε`;)ウーン…

めんどくさいのでうまい言葉が見つからないので、そのまま言っちゃう

Webディレクターって怖い人多くないっすか?

こわいよーこわいよー

こわいひとやだよー

基本的に毎日バカバカしいこと言っていたい。

フリーザさんのモノマネをしていたい。

「そうですか、私は構いませんよ?ククク。
それは別として私の部下になりませんか?」

とか言っていたい。

いやそれの方が怖い気がする。

そんなわけで、うぇぶぎょうかいのむめいでぃれくたーのお時間です。

 

■目次

  • 「上からモノをいう病」のおじさんおばさん
  • Webディレクターは基本的に圧が強い 
  • 元ガッコの先生のワテクシ、基本的に教えない
  • プロとしてのプライド

 

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「"ありがとう"はマナー」は成長を止める。

こんばんちは、スーパー太っちょWebディレクターです。
スーパーは太っちょにかかります。

まだETCがこんなに普及する前、料金所のおじさんに「ごちそうさまです!」と言って走り出し、おじさんの「?」を置き去りにするそれがワテクシ。

基本的にお店のサービスにはお礼を言う、それがワテクシでございます。

さて、先日これを読んで。

togetter.com

いい話なーと思いつつ、様々なコメント見てると、ちょっと「コミュニケーションを考える」という観点で書いておきたいことがあるなと。

「ありがたいと思ったからそう言うだけ」

という意見もあれば

「人生が豊かになるからだ」

という意見もあったり

「サービスには(ありがとうと伝える)マナーで返さなきゃダメ」

っていうのもあったり。*1

どれも良いというか、ありがとうを言う理由なんて人それぞれで良くて、どれが間違ってるだなんて言うつもりはないんよ。ないんだが、僕個人の考え方とは違うなぁと。

今日はWebディレクターが考える「言葉の扱い方」について。

そんなわけで、うぇぶぎょうかいのむめいでぃれくたーのお時間です。

■目次

  • たとえばこんな質問をされたとして
  • じゃあおまえは何に対してお礼を言ってるんだよ?
    • ■そこに店舗を構えて営業してくれていること
    • ■僕を客として受け入れてくれたこと
    • ■その店員さんがちゃんとお仕事してくれていること
  • と言っても「他人に説明するために考えろ」ってんじゃなくて
  • 大人とは、肉体だけじゃなくて
  • 「ありがとうはマナー」がダメなわけじゃなくて

 

*1:togetterでまとめられてるマンガより。

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えらいひとの話はなぜつまらないのか。

こんばんちは、スーパー太っちょWebディレクターです。
スーパーは太っちょにかかります。

シン・エヴァンゲリオンはそれなりに楽しみにしていたけど、どっちにしろもうずっと待ってるし、生きてるうちに観れればいいか。どうせミサトさんが歳下になってもうだいぶ経つし。

と、そんな風に世の中の出来事と向き合うことが、意外と人生を楽しむスキルなのではないかと、そう感じる今日この頃。いかがお過ごすぃ?ミィル姉さんよーう(圧倒的に古い)

なんてね、たとえばこんな風にね。

「先輩、エヴァ延期しちゃいましたね?!あんなに楽しみしてたのにどうすんすか?!」

「ああー?まあ、もう生きてるうちに観れたらいいやっていう感じになってきたわ(ほじほじ)」

オッサンも自分の好きなものを押し付けず、これぐらい肩の力抜いて話ができれば嫌われないのではなかろうか。

しかし、できなくて嫌われる。

それはなぜなのだろう?

と、考えていたのでありまぁす(謎)

そんなわけで、うぇぶぎょうかいのむめいでぃれくたーのお時間です。

■目次

  • えらいひとは"与える"ことばかり考える
  • えらいひとは"えらい"から勘違いしていることがある
  • 根本的な問題は何か?
    • ■さて、まず起きた事象の話をしましょう
    • ■これについて先輩が僕らに語った話
    • ■ワイが後輩にした話
  • ということは、実はね・・・
  • おまけ

 

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クライアントがアホだと思っているみなさんへ。

こんばんちは、スーパー太っちょWebディレクターです。
スーパーは太っちょにかかります。

デブのくせにマヨネーズが嫌いです。キユーピーさんすみません。

そして「おまえのことは嫌いじゃないけど、おまえの親友があまりに嫌いなのでおまえとも距離置かせてもらうね・・・」っていう理由でツナも避ける人生です。

さて、いまに限らず、よく見かけるんですよ。

「クライアントがアホすぎる」

みたいな話。
もっと具体的な話をすると

「相場がまるでわかってない上に買い叩いてくる」

「自分じゃできないくせに、"簡単でしょ?"とか言ってくる」

「”おまかせで”って言ったのに、つくったら修正だらけ」

「明らかに徹夜しないと間に合わない納期を設定してくる(しかも自分はきっちり土日休む)」

「素材は来ないのに、納期はゆずらない」

「"なんかイケてないんだよね"とかまるで具体性がないダメ出ししてくる」

とか。

なんつーか、こういう文句言うクリエイターってさ、

 

ほんとその通りだよね。

 

あのねぇ、ワテクシね、元Web制作会社の人間でそのあと事業会社(つまり発注側)に来てもう4年になるんだけど、もうね、ほんと思うの。

 

アホな発注者ばっかかいな。

 

ってね。もうね、うん、思う。

そんなコミュニケーションとったら、制作会社や代理店に嫌われるに決まってんじゃん。なんで自分の都合で自分が言いたいことしか言わないわけ?バカなの?相手にも選ぶ権利があるんだよ?ってね。それはそれはもう同じ発注者に言ってあげたい。*1

 

でもね、たとえばWeb制作会社のディレクターやデザイナーがそんなことばっかり言ってたって何も変わらないよ?お客さんバカにしてどうするの?

そんなことしたって現状は何も変わらないじゃん。

それこそ、どうしたら変わるかを考えるのが仕事でしょ?

 

っていうことをね、

言いたいわけじゃないんだわ(なんなんだ)

そんなわけで、うぇぶぎょうかいのむめいでぃれくたーのお時間です。

 

■目次

  • クライアントっつうのは基本アホなのよ
  • "わかってる"クライアントって?
  • 「知識はないけど理解があるクライアント」という矛盾
  • アホなクライアントだってさ
  • それでも"わかってる"クライアント担当者と仕事がしたければ
  • いいわけ(読まなくてOK)

 

*1:ということについては、この記事で書いたので発注者側の話はこれ読むといい。

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