笑顔を創りたいWebディレクターの日常

某事業会社勤務のWebディレクター。つまり「なかのひと」やってます。Web業界からひょんなことで専門学校の先生に。そしてまたWeb現場に戻ったWebディレクターのブログ。

他人と比べ"すぎ"ない方法【インタビューのフォローアップエントリ】。

【スポンサーリンク】

こんばんちは、スーパー太っちょWebディレクターです。
スーパーは太っちょにかかります。

さて、インタビューを受けたわけでございまして。

agend.jp

どうやらなかなか多くの方にこの太っちょの姿をインタビューを覧いただいたようで。

そんなわけで、このブログ記事はそのフォローアップであり、補足というか、延長戦というか。そんな記事です。

・・・が!、べつに元のインタビュー読まなくても理解できる記事なので、別に読まなくてもいいというか、まだ読んでない方はこの記事を読んだ後にインタビュー記事も読むと良い。(記事の末尾にもリンク置いておきます)

で、補足したいのが、

ぼくは自分の人生を「”ぼく”というゲームキャラを使ってプレイするゲーム」ととらえてるんです。

これですね。

ここ、もっともっといっぱい話があるのですよ。

インタビューでは致し方なくカットしたところがあったりですねぇ(それはそれで正しい判断だと思います)。

 

この記事はそこをもう少しちゃんと、むしろそこをテーマに書きましょうと、そういう話でございます。

 

 

そんなわけで、うぇぶぎょうかいのむめいでぃれくたーのお時間です。

 

■目次

 

 




 

改めてクダンの部分をピックアップ

ちゃんと引用するとここ↓ですね。(引用も何も自分の話なんだけど)

ぼくは自分の人生を「”ぼく”というゲームキャラを使ってプレイするゲーム」ととらえてるんです。


ゲームしてるとき「どうやってこのダンジョンを抜けるかな」って考えてるじゃないですか。近くにいる仲間にアプローチするのか、とりあえずモンスターを退治するのか、脱出魔法を使うのか。会社や仕事の「目的」も「クエスト」ととらえるとわかりやすいかもですね。


自分がどうしたいとか、そういうことではなくて。
クエストのクリアは何か、というとらえ方をしている。

自分をゲームキャラとするとは・・・?

赤く光るポッチがあるカセットのクソ弱いやつ・・・?

もしくはカカロットゥ・・・カカロットゥ・・・の?

上上下下左右左右そんなにやったら壊れるよ、とか?(なんだそれ)

 

どういうこと?

 

 

人生は「楽しむか」「楽しめないか」しかない

と、思っています。

これはべつに楽しむ人が最高で、楽しめない人がダメだと言うわけではなく。そんなものは生まれた環境、生まれ持った才能、時代にもよるでしょう。

しかし、そんなことはどうでも良いと思っていて。

そうであろうが、そうでなかろうが。

人生が、環境による影響が強かろうがそうじゃなかろうが。
いずれにせよ、それを楽しむか楽しまないか、しかないと思っていて。

だって、環境はそう簡単に変わらないし、逆に変えられるなら変えればいいし、でもやっぱり変わらないのなら、じゃあそこでどうするか、でしかない。

 

人生の仕様上、"自分"というキャラは変えられない

これが不幸なのか幸せなのかは捉え方によりますけどね。

でもとにかく、基本的には変えられないわけですよ。

どうあろうが、自分というプレイヤーに与えられたゲームキャラは"自分"なんですよね。

それがものっすごい使いにくいキャラかもしれないし、逆に万能型かもしれない。しかし、万能型を与えられたということは、たぶんその時点で最高スコアは出せないんですよね。マリオカートで最初にマリオをプレイヤーキャラに与えられたら、どのコースでもそれなりの結果を残せそうだし、どうにも扱えそうだけど、コースレコードを極めることはできない。

キャラを配役された時点で幸も不幸もあるし、そして、人生としてはそのキャラは変えられないんですよね。自分だから。

 

とすると、それがクッパだろうが、ドンキーだろうが、ダルシムだろうが。ゲームとしてはそいつを使ってどう戦いに勝ち、どう楽しむかでしかなくて。で、楽しいと思うんですよね、ストIIのダルシムだったとしても。ヨーガフレーーーイムとかいいながら、にょーんて長いキックパンチしたりして。

 

じゃあ全ステータス:99は・・・・?

たとえば、いまこれを読んでる皆さんが、明日突然に全知全能になったらどうですかね。

ダルシムでもなきゃドンキーコングでもなく、初めてゲームに参戦したらパンチもキックも最強で、そして体力も減らない。全ステータスMAXで攻撃の一ミリも受け付けない。無敵ですよ、もはや。

そんなキャラ与えられて、ゲーム楽しい・・・?

サッカーゲームでも全選手ステータス:99とかになっても、よしんば楽しいのは最初の数日ぐらいで、結局はつまらなくなる。選手を育てる魅力もないし、そもそも、全選手のステータスが最強なら勝って当たり前で。勝つかどうかわからないから楽しかったはずなのに。

全知全能、とんでもない強キャラ、楽しいとは思う。

だけど、その人生が幸せかって言うとまた違うと思うんですよ。その人はその人で注目される故の苦悩があり、またその人はその人のレベルで、たとえばメッシはメッシのレベルできっとつらいことがあるわけで。そう、全知全能な人だって苦悩がある

 

自分が、自分のキャラを使ってどうしたいか

正直なところ、これしかないと、思っております。

人生の仕様上、キャラ変更は不可であるとして、じゃあどうするか。

与えられたこのキャラを、どう扱って、どうやって育成して、どうやってクリアまで持っていくか。うっかり使いづらいキャラを与えられたとして、じゃあどうするか?だけだと思うんですよね。

そうしたら、他人(のキャラ)と比較してどうするん?と思うんですよね。

どんなに比較したって、そんなの局部では必ず負けてるんですよね。だってそういうキャラなんだから。

 

もちろん、へこみますやね。
自分に与えられた"自分"というキャラが、負けたら。

でも、与えられた自分のダルシムが負けたとして、自分の全人生を否定する必要はないし、ダルシムにはダルシムの良さがあって、そこをむしろ活かす方が楽しいはずで。「おーし、このダルシムでどう勝つかな?」となる方が、人生はうまくいくと思っています。

 

 

だから、他人と比較し"すぎ"ないのですね〜

自分というキャラを使って攻略するのが「人生」だと思っていて。

だから、他の誰かに負けても、それは「自分」というキャラが”今”負けただけで。このあと成長してステータスを伸ばしたら勝てるかもしれないし、そこまでして勝つ必要があるのか、という話でもあり。

もちろん!自分ができてないことを、誰かができていたら凹みますやねぇ。

とはいえ、他の誰かができていても誰が悪いわけでもなく。

 

リュウやケンに嫉妬して何になる?という話で。

あいつらはあいつらで「ダルシム、腕にょーんにょーんてのびてええなー」と思ってるかもしれんし。

 

いや、思ってないかもしれないけどw

とはいえ、とにかくできないもんはできないし、できることしかできないし。そして、できないこともできることもあるから、ゲームは楽しいのだし

 

比較して負けたってぜんぜん良い。

そもそも誰かにはどうせ負けてるから(笑)

でも、比較することは大事なんですよね。ダルシムの腕が伸びる個性は、伸びないリュウやケンがいるから個性なわけで。

 

「足の速い子」はそれより遅い子が居るからそう呼ばれる。

「背の高い子」は背の低い子が周りに多いからそうなるのであって、たとえばバレーボールチームに入ったらまた変わるかもしれない。

 

基本的にすべては「比較」で成り立っているのであって、僕は「他人と比較しない」は違うと思います。みんな、そして自分だって比較してるもん。

というか比較無しに「評価」なんてできないし。

 

 

 

「仕事ができる」やお金、結婚してるかどうかだってさ

本来は、こんなのだって絶対じゃないんですよね。

 

自分の幸せのために仕事があり、お金があり、結婚や「恋人がいる」というステータスがあるわけで。

 

結婚したって離婚する人は大勢いるし、お金を稼いだからって必ずしも幸せとは限らないし。そもそも、大金持ちになるのがこのゲームのゴールだったのか?とも。

 

そう考えれば、他人の人生なんかどうでもいいと思うんですよね。だって、自分の人生というゲームに関係ないから。

 

自分が幸せになる、幸せを感じるために生きているのであって、お金も、仕事も、恋人ですら手段に過ぎないと僕は思います。

だったら、幸せなら良いわけで。誰かと比べて仕事ができないとか、誰よりもブサイクだとか、すべてどうでも良いじゃん?と思います。

 

だから、僕は本当にやりたくないことはやらないです。

 

おもんないから。

これはインタビューで話したことなんだけど。

 

「だから、どんなに上司が求めようが法律違反やお客様を欺くようなことだったり、Webデザイナーを奴隷のように扱ってキャリアを潰すようなことも、絶対にやらないです。長期的に見れば会社のためにならないと思うし、なによりぼく自身がそんなやり方でゲームクリアしても、何にも面白くないじゃないですか」

 

そう、面白くないですよね。

自分のゲームキャラが、そんなひどいことしてお金稼いでも。つまんないにも程がある。

「やーい!お前のキャラ、おっせぇし変なふうに手足が伸びるし、だっせー!」

とか他人に言われたとしてもですね、まあ、決してスマートなキャラじゃないかもしれんけど、そもそも「ワイの人生をどう楽しんだろかな?」しかないのだから、どうでもええやん、と。言いたいやつには言わせておけば良いし、僕は"僕"というプレイヤーキャラの最高到達点を目指すだけで。扱いが難しいキャラならそれこそやりがいがあるってもんでw 

 

・・・。

そんな「自分は、自分というゲームキャラを使うプレイヤーである理論」でした(笑)

 

ま、でも、みんなそうやって人生を楽しんだら良いのではないかなぁ?とは常日頃思っておりますけどね。

 

 

告知

というわけで、インタビューを受けたわけですが、それからこれを書く間に、Podcastラジオにも出て、すでに配信されてしまいました(笑)

 

こんな暑苦しい話をするワテクシが、生の声で喋っております。ぜひぜひ。

しかも、もうすでに2回配信されているw

こちらが第一回。

Webディレクションやってますラジオ#159 Webディレクター「toksato」さんと「企画」を作る話をしてみた(前編)|Webディレクションやってます blog

 

こちらが第二回。

Webディレクションやってますラジオ#160 Webディレクター「toksato」さんと「企画」を作る話をしてみた(前編)のコピー|Webディレクションやってます blog

 

インタビューのページはこちら

こちらです。

会社員は組織でどう立ち回れば良いか―――プロのサラリーマン、toksatoさんに聞く。 | Agend(アジェンド)