笑顔を創りたいWebディレクターの日常

某事業会社勤務のWebディレクター。つまり「なかのひと」やってます。Web業界からひょんなことで専門学校の先生に。そしてまたWeb現場に戻ったWebディレクターのブログ。

Webディレクターになりたいと思ったことはない。

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こんばんちは、スーパー太っちょWebディレクターです。
スーパーは太っちょにかかります。

ねー、なんていうかねー。

このブログや僕のことを(とくに)ネット上で知ってくれている人は、Webディレクターとして知ってくれてるのにねー、こんなこと書いちゃうんだよねー。

っていうか、ご時世なのか「Webディレクターになりたい!」という人も増えてきている今日この頃、その職業で食っていてブログもそれなりに書いてるやつがこんなこと言っちゃあかんですわねぇ。

 

一周まわって失礼。

 

いや一周まわらなくても、いまヨーイドンで失礼だわ。

 

そんなわけで(マジでどんなわけだ)、うぇぶぎょうかいのむめいでぃれくたーのお時間です。

 

■目次

 



 

ディレクションなんかどうでもええわい!

どうでもいいわけあるか!

いいかげんにしろ!

なんなのよおまいはっていうそういうやつです。

いや、でも実際なんというか、物事がうまくいくなら別にディレクションなんかなくても良いし、自分がディレクターかどうかもどうでもいいんですよほんとに。

これ本当によくある話で

「toksatoさんはどうお呼びしたら良いでしょう?Webディレクター?Webプロデューサー?」 

 

って言われるんだけど、そうねー、これ定義とか、自身が思う形と会社やクライアントが思う形と、期待されるものがなんなのかという話と、なんちゅーか難しい話なんよねぇ。

とはいえ、なんちゅーかねぇ

 

どうでもええわとか思っちゃうわけでねぇ(ひどい)

 

いや、えーと、言葉というか職種としてはできる限り明確に定義した方が良いと思います。求める人と応える人の認識のズレは不幸にしかならないから。

ただ、それはあくまで「Webディレクター」という職業の将来を考えた時に思うことであって、僕がそのどちらなのかなんてのはどうでもいいというか、そもそも定義が曖昧なものに対して自分を決める必要もないというか。大事なのは職種の定義ではなく、僕が何を求められ、僕が何を応えられるかだけなので。

だから、自分がWebディレクターかWebプロデューサーかなんてどっちでも良いのです。たぶん、(求める内容によるけど)大概の会社やその求人に対して言えばどっちもできるし。

だから呼びたい方で呼んでくれれば良いし、それがあなた(会社)にとってプロデューサーだと思うならプロデューサーと呼んでくれれば良いのであります。ほんとに。

 

そもそもディレクターになったときからディレクター志望じゃない

スタートからディレクターじゃない、って人は結構いると思う。

元デザイナーです、元エンジニアです、みたいな。

僕はですね、2004年にWeb業界の門を叩いたその日からWebディレクターなのです。一時期、ディレクションだけじゃなくてデザインもHTMLコーディングもCMSへの組み込みまでぜんぶやってたことがあるので、それはもうディレクターじゃないというか、そのときどきではデザイナーだったりコーダーだったりしたわけですよ。

それを経てまた、ディレクション専業になるんけどね。

 

どうもこんにちは、Webディレクター(出戻り)です。

 

ほんと、Web業界の門をたたいた2004年当時のワイ、死ねば良いのにと思うんだけど、Web業界の会社(ナントカ二十一っちゅうところ)を応募した時、Webデザイナーで応募してるんよ。センスないくせに。こんなドラえもんしか描けないくせに

面接で、

「あー、もうデザイナーは枠が埋まっちゃったんだよねぇ〜。でも君、印刷業界でDTPやってきたんでしょ?だったら、ディレクターなら枠あるけどどう?絶対やれるよ!」

「え、まじすか。じゃあそのディレクターっていうやつやります」

ほんとこんな。これだけです。これだけでワテクシ、Webディレクターになりました。マジでほんとひどい。 だから、もうスタートからディレクター志望じゃないんよ。というかそもそもWebディレクターという名前すらそこで初めて聞いたぐらいだし。ひどい。

そして、それが今でも続いている。

べつにWebディレクターじゃなくてもいいし、自分の能力をいかせてのばせてそれなりに楽しくお仕事できて、お金もらえればなんでもいいっす。

まあただ、その能力が(おそらく)ディレクター向きなんでしょうけどね。でもべつに自分として必ずしもWebディレクターでありたい!というわけではないのであります。Webディレクターである自分を誇りに思ってるわけでもないし。

 

自分の仕事に誇りがないわけでも、Webディレクターという職種がどうでも良いわけでも

 

ない!

 

見出しに本文で答えるではなく、見出しを途中で切るという斬新なスタイル(謎)

読みづらくてごめんよ。

ちょっとやってみたかったんや(ひどい)。

 

Webディレクターという職種を盛り立てていかなければならないと思っているし、地位向上は本当にちゃんと考えないといけない。もうほんとマジで親に説明しづらいから。いや親はそこまで重要じゃないけど、とにかく世間に対して「もっと重要で難しい仕事なんだぞ」ということは伝えていかねばならない(そしてその結果たぶん親も理解してくれる)。

でもこれも、自分が今後もメシを食っていくために、その自分のメインの(というか呼ばれがちな?)職業である「Webディレクター」をなんとかせねば、という観点なだけで、誠に残念ながらべつに自分の職種が変わったならそれはそれで別に良い、というぐらいのものではある。

僕にとって最も重要なのは「きちんと自分の仕事をする」であり「自分の能力を伸ばす」ことであって、まず大事なのはそれがWebディレクターかどうかではなく、自分の仕事として誇りを持てるかってことなのである。そうなのである。

良いものを作りたい、良い仕事をして、一緒に働く仲間(職人)の力を最大限発揮してもらいたい、結果としてそれを受け取る人の笑顔も創りたい。

きっとこれはWebディレクターとほぼ変わらんのだろうけど、プロデューサーだってそう遠くないし、そしてどうでも良いのですよ、僕にとってはそんなのは。
大事なのは自分が自分の能力でしっかり仕事をして、その仕事に誇りを持てるようにがんばることであって。

 

こんにちは意識低い系Webディレクターです

まあ・・・だぶん僕を知っている多くの人は「おまえが意識低いとかw」っていうと思うんだけども。

というかこんなブログ書いている時点で「意識低いとかw」っていう話なんだろうけど。

 

うるせぇな!(ほんとひどい)

 

ただ、なんちゅーかその、「Webディレクターは素晴らしい仕事だ!」とか「Webディレクターという仕事をなんとかしたい!」みたいな、そういう暑苦しいもんはないのです。じつは。こんなブログ書いておいて。

まあまあ、ええがな、楽しく仕事すりゃさ、っていうその程度で。

 

ほんと、おまえはいつにも増して何を言いたいんだ?っちゅうね

 

言いたいことは2つ。

 

1つは、そんなに「Webディレクター」にアツくなくても、やれるもんやでっていう話。

なんというかそのー、Web業界というか、UXというか、ねぇ。インターネットのお仕事を切り開いてきた人たちなので、アツい人が多いんですよねぇ。それは素晴らしいことだし、その人たちはすばらしいし、僕とてそういう人に憧れてきた部分もあるわけだし。

でも、アツいぶん怖いんだよねぇw ケンカ腰というか。

いえ、そういう人が引っ張っていくべきだろうし、引っ張ってきただろうし、それはやっぱり大事なことだし。

ただ、僕みたいな「まあ、べつにいんじゃね?ビール飲もうぜ」っていうやつでもそれなりになれるんだぜっていうことを言いたいのです
いいのいいの、仕事なんて本来はテキトーで。だって仕事なんだから。遊びは本気でやるべきだけど、仕事はまあ、怒られない範囲でテキトーにね。そうやってテキトーにやるために本気でやるところがあるんだけど、まあ、それはまた別の話ということでw

のらりくらりやろうぜ?きっとそれが本質や目的を見失わないことに繋がるぜ?というのが僕のモットーなんよ(いま思いついたやつだけど)

 

もう1つは、Webディレクターってすげぇな!Webディレクターとして有名になってチヤホヤされたいぜ!っていうやつはやめとけ

っていう話。

その時点でたぶん向いてないから。

矛盾するようだけどそんなに甘い仕事でもなければ、そもそも本来はチヤホヤされるべき職種ではない。Webディレクターとして評価されるには、本質や目的を見失わず、そしてその達成のためには手段を選ばないぐらいの精神と判断が必要な仕事なんよ。自分が目立つためとか、売れるためっていうのがそこに入り込む時点でもう向いてない。

僕は「Webサイトにスタッフロールなんぞいらん」という人なんだけど、Webデザイナーならともかく、Webディレクターにその発想(スタッフロール)は本当に不要だとおもっている。Webサイトはユーザーのためにあり、ユーザーが問題解決をすることによってクライアント(サイトオーナー)の利益になるためにあるのであって、そこにWebサイトをつくった人間の利益なんぞいらんと思っている

少なくともWebサイトそのものには間違いなく不要で、もしつくった人間への利益を求めるとしたら、それはもうそのまま売り上げとか、クライアントからの次の発注になれば良いだけで。

そもそもWebディレクターなんてのは裏方中の裏方であり、さらにいえばすべての職人がうまく動いてモノが作れるなら不要な職業だとすら思っているんよ。まあ、そうはいかないので必要な職業だし、どう考えても絶対に必要でさらに難しいお仕事だとも思うんだけど。

Twitterでこう書いたんだけど

というようにWebディレクターも自己矛盾を抱えている職業だと思っているわけですよ。

だから、そういうWebディレクターという職種に憧れてる人が目指すのは良いし、そういう人を増やさねばならないと思っているんだけど、「リーダーっぽい仕事」「みんなをひっぱっていく、かっこいい仕事」と思ってるような人はやめたほうがいいよね、っていう話です。

 

ま、でも、みんなWebディレクターになったらいいよ

なんでかっていうと、仲間はたくさんいたほうがいいなと思うからw(そんだけっていう暴論)。

 

あ、ちなみに、Webディレクターという仕事をしている人は、その道で優秀であればあるほど、本来は教育ができるはず。

なんだけど、これが意外にできないんよねぇ。

なぜなら、ディレクションという仕事でプロジェクトを組み立てながら、その実、その場その場では自分のセンスとか人間力でなんとかしてる人が多いから。

だから、Webディレクターなのに意外と話が散漫だなっていう人が多いんだけど、それはそういうことです。

 

僕は専門学校のセンセイやってたので、そういうことはないんだけどね。これまで何人も育ててきたし。

といって、自分の優秀さを最後にアピールするという番宣でバラエティに出る女優みたいなことをして締めるのよ。

バイナラ。