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笑顔を創りたいWeb屋の日常

某事業会社勤務のWebディレクター。つまり「なかのひと」やってます。Web業界からひょんなことで専門学校の先生に。そしてまたWeb現場に戻ったWebディレクターのブログ。情報デザインやWebの勉強をしています。

【怒ることの意味】怒りは感情、怒るはツール。

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先日こんなことをつぶやいたなうなわけです(謎)

http://twitter.com/#!/toksato/status/96417203196407808

発注者だから、金払う側だから、上司だから、先生だからって何をやってもいいわけじゃないよ。むしろ、何もやっちゃいけない。取引で決めたこと以外は。お互いただの人間でミスすることもある。怠慢じゃないのなら、許せばいいよ。

 

http://twitter.com/#!/toksato/status/96418038982787072

例えば、制作会社やフリーのデザイナーからのデータUPや納期が遅れた場合、事前に連絡があってこっちがバッファがあれば許す。相手も人間ですから。完璧を貰いたいなら金払うしか無い。遅れて困るときはこっちも事前に言っておけばいいだけ。

 

http://twitter.com/#!/toksato/status/96420066211528704

http://goo.gl/FlDyw もちろん、自分がやるときは納期は絶対だし社内の人間なら厳しく追求するけど、社外のパートナーは教育する相手ではないし、信頼してもらうことの方が何倍も大事。小さな会社に頼んでいる以上リソースの担保は無いわけで(価格も相応だし)。

 

http://twitter.com/#!/toksato/status/96421287240536064

大して実害もないのに少し遅れるぐらいでキレるって凄い無駄と思う。他案件がトラブることもあれば体調崩すこともある。翌日UPで問題ないなら徹夜なんかしないで是非休んでもらいたいし、相談もして欲しい。そうじゃないと続かないから。

 

・・・まあ、これが全てなんですけども(爆)

 



いやいや、ちゃんと書きますw

 

僕は「怒り(いかり)」と「怒る(おこる)」は別物だと思うんですよ。

まったく別物ではなく、相関関係?みたいなものはあると思いますが。

 

怒り(いかり)というのは感情のひとつだと思います。喜怒哀楽の「怒」。

怒る(おこる)というのは動作であり、手段だと思います。

結論からぶっちゃけると、怒り(いかり)でモノを伝えたらいけないと思うんですよ。

もう一つ付け加えると、意図を持って怒らないとダメだと思います。

 

相手が傷つくからとか怒りからは何も生まれないからとかそういうことではなくて、

そもそも何のために怒るのか、目的が欠如してしまうからです。

というか、逆に聞いてしまえばわかりやすいかもしれません。

 

「なんのためにイライラをぶつけるんですか?」

 

べつに難しい話ではなくて、イライラしたことを相手にぶつける方が伝わるなら、感情をそのままぶつければいいと思います。イライラした感情をぶつけても相手が傷つくか凹むかするだけで終わるならやめた方がいいと思います。伝わらないんだから。うん、だから・・・

 

「なにを伝えるために、言葉や態度を表現するのですか?」

「どう動いてもらうために、言葉や態度を表現するのですか?」

 

っていうだけです。

少なくとも仕事なら目的があるはずですよね。

それに反するならやるべきではないというだけの話です。

あらまあなんて簡単な話なんざましょ。

でも、できてない人多いと思うんですよねぇ。

 

とくに部下や後輩と接するときや、制作会社や開発会社とのやり取りの時。

なんかこう「自分のほうが偉いんだ」っていう態度で対応してしまう担当者が多い。

(その会社のイメージ的にも、せめて対外対応は誰相手でも丁寧にした方がいいと思います)

 

べつに偉くないのにー。

 

金払ってるから偉いわけでもないし、部長や先生だから偉いわけでもないですから。ただ単に社会での役割が違うだけ。金払ってる側だから感情の赴くままにイライラをぶつけていいわけでもないし、下僕のように扱うべきでもないです。誰がやろうが悪いことは悪いし、良いことは良いはずです。金払ってる側だから遅れても良くて、金もらってる側だから一分でも遅れちゃいけないわけじゃない。誰でも、予定に沿って動くべきです。遅れたなら謝罪をすべき。ただのビジネスパートナーなんだから。社内だろうが社外だろうが。

 

制作会社や開発会社などいわゆる「下請け会社」(っていう呼び方キライなんですけども)と呼ばれる会社が少しでも不備を起こすと条件反射的に怒鳴ったり責めたりする人のいかに多いことか。大した制作費も発生してない案件の資料が遅れるだけで怒鳴り散らしたり、打ち合わせの時間変更を言い出した途端に「そんな会社はいらん」とか切り捨てたり。「それは何のためにやるんですか?」が抜けてますよね。

 

もちろん、できれば遅れないで欲しいですよ。

でも、事故があったり、担当者が体調くずしちゃったりあるわけじゃないですか。

はっきり言って、いいわけですよ。でも、完璧を求めるということは、完璧になるようにリソースを確保するなり、スケジュールを長くするなりが必要なわけですよね。それって、結局大所帯を抱えるところになるわけで、そうすると人件費だけじゃなく維持費管理費も見積りにのってくるわけで費用が上がる。完璧にしたいならその費用を出すべきなわけで。

 

いや、だから遅れていい、だからいいわけして良いということじゃないんですよ。約束は守りましょう。でも、相手が人間である以上完璧など無いのだから、遅れることもあるし、事故だってある。もしかしたら身内のご不幸もあるかもしれない。問答無用で怒ったりクレーム出しても意味ないと思うんですよ。べつに遅れても大した害が無いなら、理由と謝罪だけをきちんと述べてもらえば、あとは「しょうがないですよね。お互い頑張りましょう」で終わっておけばいい話です。なぜなら、実害がないのだから。

 

実害がないのに、無理して、相手を不幸にしてまで納品なんかして欲しくないです。

それは、ビジネスパートナーである以上、僕らだけの幸せを考えてたっていずれビジネスじゃなくなるから。僕が「あらま。大変ですね。資料は明日でもいいですよ」というだけでその日ゆっくり身体を休められるならそっちの方がいいじゃないですか。こっちに実害なしで、相手は心身充実してお仕事できるんだから。そっちの方がクオリティがあがるわけだし。

 

もちろん、遅れたら困る日もありますよ。

だったら、そう言っておけばいいと思うんですよ。

「○日に出さなきゃいけないから、遅れないでね」って。

「毎日なにがなんでも一分でも遅れるな」というと、おそらくそのためにバッファを取るはずですよね。

結果的に全ての納品物のUPが遅くなるわけで。(きっちりやるためにそれも一つの手ですけどね)

僕は、絶対守るべき期日と、緩めのものをきちんと相手と相談したほうがロスがないと思います。

 

いや、ま、これはどっちでもいいんですよ。

毎回絶対守れというなら、そのバッファかリソースの費用かを受け入れればいいんだから。

ただ、相手に怒る時にそこまでちゃんと考えていますか?っていう話です。

 

「なにを伝えるために相手に怒るんですか?」

 

っていうことですよね。

感情なんか、ある意味どうでもいいと思っています。

絶対遅れてはならないのに遅れて、取り返しの付かない状態になったのなら怒るべきだろうし、そうじゃないなら「良くないこと」を淡々と言って終わればいいし、さして問題じゃないなら「大変ですねー」で終わればいい。

 

これって部下や後輩への指導もやっぱり同じだと思います。

僕は感情を顕にするなと言ってるわけではないです。

いまイライラしている感情があるかどうかなんかどうでも良くて、

なにを伝えなければいけないのか、そのためにどんな表現をするかということを考えて表現すべきだと思います。

 

部下や後輩が取り返しの付かないことをしたら、感情を顕にして怒ることもありだと思います。

でも、それは「取り返しの付かないこと」=「たまに」だから意味があるんだと思います。

 

「やべぇ、いつも淡々と喋る人が物凄く怒鳴ってる・・・」

 

と、事態の深刻さを伝えるために怒鳴るべきだと思います。

毎回毎回、感情に任せて怒っていたら「ただの気の短い人」ですから。

 

これがちゃんとできていれば、汚い言葉、罵詈雑言は出てこないはずだと思います。

ま、完璧には無理ですけどね。

感情あっての人間ですから。

 

でも「怒りは感情、怒るはツール」は忘れるべきではないと思います。