笑顔を創りたいWebディレクターの日常

某事業会社勤務のWebディレクター。つまり「なかのひと」やってます。Web業界からひょんなことで専門学校の先生に。そしてまたWeb現場に戻ったWebディレクターのブログ。

【就活終了のお知らせ】SEIHAプロジェクトにJOINします。

【スポンサーリンク】

JOINとかカッコつけてみた(謎)

職を失いますなう(笑)。」で関白宣言ならぬ転職宣言をしたわけですが、あれから早2ヶ月・・・と思ったら3ヶ月経ってますね・・・はやっ。おかげさまでやっとこ次の所属先が決まりました。

 

3月から株式会社デジカルの一員になって、香月社長(@nobosan)、外部顧問でありプロジェクトのゼネラルプロデューサーである河野さん(@smashmedia)の下でWebディレクター(的な何か(謎))としてSEIHAプロジェクトに参加することなりました。

 

11月に退職することを決め(ざるを得ず、が正しい)、その後から本格的に転職活動を始めたわけですが、実はこれといってそんなに動いてはいませんでした(笑)。いや、すでにその時から別件で少し紹介のようなお話をいただいていたので、まずはそれを進めるべきかなーと思っていたので大々的にドカドカとどっかの企業を受けるつもりもなければ、”紹介”なのでおいそれと簡単に他に目移りするわけにも行かなかったという事情もあり、動いてませんでした。やったのは各転職サイトのキャリアシートを更新してスタンバイ状態にしたぐらい?ただ、その時からすでに「うーむ、もしかして今なら匿名が前提の転職サイトより僕自身がネット上で発信した方が転職活動になったりして・・・」と思っていて、試しにネット上で転職宣言をしたら、実際そっちからの方が動きがありました(SEIHAプロジェクトに参加することになったのも、転職サイトは一切経由してないですし)。



この半年ぐらいの間、公式非公式、リアル・ネット問わず大手制作会社さんなどWeb系企業からスカウトや紹介のお話をいくつかいただいたり、転職サイト経由からもスカウトメールが頻繁に来ていて(この前は一週間で6件ぐらい来てた・・・)、なんだか身に余るというか恐縮すぎるのですが、同時に僕の身体は一つしか無いわけで一社以外はお断りしなければならないという現実にはそれなりに悩んでました。いやはや、贅沢な話ですね・・・・。いや、ですから、ご心配いただいた方、応援していただいた方、僕なんかに声をかけていただいた企業の方、ありがとうございました。

 

で、なんで突然受託一本で食ってきた奴が○○プロジェクトなんていう自発的な方面に進んだか、そしてその所属先がなんとWeb制作がメインの会社ではなく書籍の編集や出版をメインとする会社なのかという話。・・・うーん・・・もはや「そういうことがしたかったから」の一言が最も適切に表現できていると思うのですがw、とりあえず受託Web制作一本というスタイルからは足を洗いたいなぁと思っていました。理由は単純で、自分で考えてみたかったから。僕も大手だったり弱小だったりはたまた学校の先生だったりと色々なところに所属してきて、Webサイトを創ることでお客様のビジネスのお手伝いをしてきたわけですが、やっぱりそのビジネスそのものはクライアントのものであって、どうしてもクライアントの意向が最優先されますよね。それはそれでお仕事ですし、どうやって理解してもらうか、Webサイトをより良くするためにどう事を運ぶかという面白さもありました。もちろん、自分とはまるで違う世界のプロの方とお会いして、一緒になってビジネスを考える、Webサイトを創るということも魅力ですし、たくさんの世界を知ることができるのはこの仕事の最大の魅力だと僕は思っています。

 

が!基本的にはプロジェクトが終わればそこでお付き合いも一旦終わりに向かいますし、また次のお客様がいるわけで、そこでまた新しいお客様の業界を少しでも勉強して取り組むわけで、やはりなかなかこう、一つの道として深まっていかないんですよね(Web受託制作道、としては蓄積は確実にありますけども)。そしてまた、受託制作会社というのもどんどんとレッドオーシャンになっていて、名前のある超大手制作会社だって今は厳しいということも聞きますし、その中に突っ込んでいって情報デザインだのなんだの言ってもなかなか難しいだろうな、未来はそんなに大きくないだろうなと思っていました。

 

そこで、次は「自社でサービスを展開している企業」か「一企業のWeb(広報)担当」をできればいいなと思っていたわけですね。ああ、だから、上記「紹介のお話」は実は某プロスポーツクラブの広報担当のお話でした。ただ、話を聞いているうちにちょっと怪しい雲行きになったので、僕の進路で迷惑を被るのは僕だけではない!という思いから、ふらふらするのを嫌い年明け早々にお断りさせていただいたんですけども。

 

そういう理由から僕は自社でサービスを発信できるお仕事を探していたところでSEIHAプロジェクトの話を聞いたわけで、つまり、渡りに船とはこのことですね(笑)そして、SEIHAプロジェクトには僕自身凄く期待をしていて、既存のWebサービスとは違う魅力があると思っています。まあ、そんなこと言ってても魅力があるかどうかはユーザーが決めることなので、まずは世間に認知してもらうことが先なわけですけど・・・。ともかくともかく、凄く期待しているそのプロジェクトに自分が参加できることを物凄く嬉しく思っています。今の会社の事業部がこのタイミングでこんなことにならなければ全く無い話だったわけで、ご縁というか、運を持っているというか、なんというかですねぇ・・・。

 

と、何もSEIHAプロジェクトだけで決めたわけではなくて(だったらフリーランスの方がいいんだろうし)、デジカルという会社のビジネスにも想うところあって決めています。受託Web制作会社ではないのですが、僕にとってはそこが魅力でした。Web屋になって早・・・ええと・・・ちょうど6年ぐらいかな?になりますが、やればやるほど感じるのはプロダクトや書籍、雑誌、誌面への憧れです。なんといっても、実物に触れられて、店舗や書店に置かれて、人に渡せるというのは素晴らしい。WebにはWebの良さがあることは百も承知ですが、裏をかえせばできないこともあるわけで、日に日にその「リアル」の強さを実感する毎日でした(とりあえず家族は僕が何をやってるのかいまいちわかってないしw)。

 

ですから、書籍として形に残るビジネスを展開している所にも惹かれたわけですね。Webと書籍という二つのアプローチ方法を持っているというのは、やれることの幅、発想の幅が全然広がると思いますし。その上、僕は出身はDTPオペレーターですからそういう文化もある程度理解できると思いますし。印刷の方に戻るわけですが、まさか新卒で入ったお世辞にもクリエイティブとは言えない会社の経験がこんなところで生きるとは夢にも思いませんでしたw 経験ってやっぱり無駄じゃないんですねぇ・・・。

 

 

・・・・というわけで!

昨年末から長々とご心配おかけしましたが、無事、次の所属先が決まりました。

SEIHAプロジェクトの一員として、そして何より株式会社デジカルの一員として恥ずかしくないよう、これからも努力してまいりたいと思います。

 

不安は・・・・いっぱいありますw

とりあえず自分にどこまでできるのかというのは強烈に不安です。

でも、そんなのはいつものことなので、今更どうということもないです(笑)

明日の自分がちゃんとできているのか、それはいつも不安ですけども、不安になろうがなるまいが結局僕は僕の全力しか出せないので、いつでも、一生懸命全力を出せるように動くだけです。

 

 

 

・・・・がんばりまーす!

================追記===================

ああああああああああああああああああ。

大事なことを書くのを忘れてました!

このSEIHAプロジェクトに僕が参加することになった直接のきっかけを作っていただいたのはフジイさん(@fujii_yuji)です!

フジイさんが河野さんを僕にご紹介してくれたので、ございます。

 

フジイさん、本当にありがとうございました!