笑顔を創りたいWebディレクターの日常

某事業会社勤務のWebディレクター。つまり「なかのひと」やってます。Web業界からひょんなことで専門学校の先生に。そしてまたWeb現場に戻ったWebディレクターのブログ。

最終アウトプットは最初に出す。

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こんばんわ。

スーパーじゃない超どこにでもいる雑草Webディレクターです(謎)

 

ずーっとブログかいてない!(って今までもそんなもんでしたけど)

眠いしさっさと寝るべきなんですが、たぶん僕がここで吐き出さなくなったら何かが止まるような気がするので(謎)短くささっと書くのです。10分で書いて寝るw

いやいや、ま、僕がTwitterなどで知り合った人と最近良く会うようになったのだって、根本はこのブログがほとんどなんですよね。少ないながらも(そもそもPVとかあんまり気にしてないんですけども)読んでくれる人もいるわけで、何かしら発して行きたいと思います。うん。

 

というわけで転職したわけですが、毎日クソ忙しいですw

毎日終電(か、それに近い電車)。

しかも、終電って言っても東京駅周りで帰ってくるので定期圏外をちょろっとなめるようにしての終電なので、300円ぐらいかかる。3日やったら1日グリーン車で帰れちゃうぐらいだw せめてもう少し早く帰れるようにしたいものです。プロジェクトの方はまあ・・・大変ですし公開が遅れているので順調ということはそもそもありえないんですけど、まあ、なんとか前には進んでますかね。その辺は公式な情報を待ってください。



でまぁ、いつもどおりダラダラと仕事的というかWeb屋的にというか思うことなぞを。

あ、僕はこのブログに日常を晒すつもりはまったくありませんw(おいタイトルw)

うーん、毎日更新するために毎日のように飲みに行った話しとかメシ食った話だったり買い物した話だったりばかりを書いている(しかも別にどれかに特定するわけじゃない)人とかいますが、あんまり理解できないですねー。有名人でもないのにそんなもの晒しても知り合いしか興味ないじゃーんて。そんなのmixiでればいいんじゃないかなーと。いや、そんなもん人の勝手ですが。

 

話がそれました。

仕事っつうかお作法?の話ですね。(このエントリのタイトルね)

 

仕事というものはまあ、だいたい依頼者がいますよね。

クライアントだったり上司だったり同僚だったり社長だったり。

で、僕はいつも気をつけているのは「最終アウトプットを出来る限り共有すること」です。

最終アウトプットが口頭なのか紙なのかデータなのかは時と場合によると思いますが、いずれにせよそれはある程度仕事を始める時点で決まってるはずなんですよね。極端な話、書籍の出版を依頼されているのにCD渡してもしょうがないですから。

 

で、その、最終的に何を相手に渡すのかってことを確認して共有することが最優先だと思うんですよね。

なんかこう「あれつくって」「わかりました」みたいなやり取りって世の中結構多くて、僕なんか割と「普通に」とか言われると即座に困ってしまうぐらい、あれか?これか?なんて考えてしまう人なんで、いつも不安になるんですよね。わかったって言ったのはいいが、資料出してみたらぜんぜん違うって言われたらどうしようって。

 

これ、Webサイトもそうなんですが、何のためにつくり、どんなWebサイトを目指すのか、それを細部にまで共有することが一番初めなんですよね。サイト構造がちゃんと共有できてないのに画面作り出しちゃったりとかしたら失敗するに決まってる。最終アウトプットの全体像を詳細まで相手もこちらも把握しないでやってるんだから。それはもう手戻りなんて起きて当たり前なわけで。

 

資料を出すことが目的になってはいけないんですが、とはいえ最後には資料を出すことって多いわけで、そしてその資料が全てなんですよね。資料を作ることは目的じゃなくて、それをもって何を渡すのか、何を受け取ってもらうのかが全てなんですが、何を渡すのか、何を受け取ってもらうのかは資料に宿るわけで、結局最終アウトプットをきちんと共有するってのは、「何のために」「誰に」「何を」渡すのかを明確にすることだと思うんですよね。

 

だから、お仕事というか人から何かを依頼された時には、

「何を」「どれくらい」「どのような形で」渡すのかを両者が共有しないと失敗しちゃう。

実は依頼者の方もそれが自分でも見えていなくて、ブレるってことも多い。

 

で、資料が大きければ大きいほど、大変であればあるほど、時間もかかるし、相手の意図しているものと違う時のリスクがでかいんですよね。一生懸命カレーライスつくったら相手が欲しいのはハッシュドビーフだった、みたいなことになったら丸々作り直し。これは大変。

 

だから、大きな資料であればあるほど、最終系が見えるようなアウトプットを最初に出すべきと思います

 

例えば、まったく違う案件の資料だったとしても、それと同様のものをつくるのであれば、それを事前に送っちゃえばいいと思うんですよね。「最終的にはこういう資料を出します」って送れば、相手も何を提出されるのか事前にわかりますから、あとはその資料の相手版をつくればいいだけですから。項目とかは同じものですからね。だからフォーマットとして少し修正する必要があれば作業に取り掛かる前にちゃちゃっと修正して出しちゃえばいいし、まったくもとになる資料が無いなら、フォーマットだけつくって一部だけ入れて「こういう資料を出します」って送ればいいと思います。そこで「この資料のこの項目はこれじゃダメだ」って言ってもらえば、それを修正してから作業を始めるわけで、やり直しがなくなる。それをしないで出すと、ぜーんぶ完璧につくってから「この項目はこれじゃダメだろ」なんていわれて、大幅にやり直しになり、結果的に他のタスクのスケジュールにまで影響するという・・・(恐ろしい・・・)。

 

要するに中身の姿の前に箱の話(箱によって中身の形態も変わるはず)を、箱の前に置く場所の話を、場所の前に目的の話を、みたいな話で、フォーマットの最終系がないのなら最終系が見えるようなプロトタイプを出すべきだと思うんですよね。例えば報告書なら報告の中身の文章よりもその前に誰に何のために報告するのか、その報告書を誰がどういう風に使うのかということを共有し、誰がどういう風にその報告書を使うからこそ、報告書に必要な要素(項目)が出てくると思うんですよね。400字の文章だって報告だし、アンケートにした選択するだけのものだって報告ですから。先にその報告書の形態、項目や要素をつくってしまって(ある程度内容は入れるべきですけど)それを先に出して「こういう要素が入った報告書でいいですか?」って先に確認しないと、僕は報告内容を打ち込むべきではないと思います。

 

だってほら、4000字の文章書いたら数値化したいからアンケートにして欲しかったとか(まあそのレベルは無いと思いますが)、アンケートの選択にすんごい迷って出したらそもそも選択肢がまるで違ったとか・・・怖いじゃないですか。だったら先に選択肢全部入れたアンケート付の報告書のフォーマットつくってしまって、それを見てもらったほうが安全ですよね。

 

依頼を受けたらまず、最終アウトプットの共有を、と思います。

僕と相手は、まったく違う人間ですから。

言葉は時に「わかったつもり」という誤解の原因にもなりますよね。