笑顔を創りたいWebディレクターの日常

某事業会社勤務のWebディレクター。つまり「なかのひと」やってます。Web業界からひょんなことで専門学校の先生に。そしてまたWeb現場に戻ったWebディレクターのブログ。

プランニング・デザイン

そのサイトはどんな問題を解決するのか明確にする。

弊社はシステム開発会社の癖に、実は医療系や福祉系に強い企業だったりします(笑) 老人ホームとか、ケアセンターとか、はたまた薬局とか病院とかにシステムを売っているわけです。 で、その営業をやっている人が「Web制作も売れないかな?」と提案して…

接する全ての相手がブランディングの対象。

5月末日公開でとある零細企業のコーポレートサイトを立ち上げました。 その場合、弊社の場合は納品翌月支払いなので、6月末までにご入金いただくことになる。 が、それが、未だに入ってこない。担当者に問い合わせても、繋がったり繋がらなかったりで(経理…

「全ての決定をユーザのために」=「全てユーザに聞け」ではない。

「全ての決定をユーザのために」ということを最近ここに書き記していますが、 そうすると誤解されがちなのが「なんでもかんでもユーザに聞けばいいのかい?」という価値観。 それは、違いますよねぇ。 ユーザに聞けばなんでも解決するなら、それほど楽なこと…

利害関係者=エンドユーザではない。

プロジェクトの定義とデザインプロセス 何らかの人工物をデザインする際、ほとんどの場合、それに関わる利害関係者(ステークスホルダー)は複数にいます。その際、異なる利害関係者同士は異なる要求を持ち、さらに異なる利害関係者がもつ要求同士はたがいに…

全ての決定をユーザのために。

僕のブログをご覧いただいている方は、僕がこのスローガンのもとに行動しているというのはご理解いただけると思います。「クライアントの要望を否定する勇気」というのは、まさしくそれですね。ユーザに必要の無いものは1pxでも1kbでも害にしかならな…

デザインを複数パターン出すのってちょっと違う気がする。

Web屋の本来成すべきことって、恋愛コンサルティングに似てると思います。 別に、コンサルティングであれば恋愛コンサルでなくてもいいんですが(笑) しかし、ブランディング=ファンの獲得という意味で捉えれば、似たような性質なのは間違いないと思い…

人柄でモノを売ってはいけない。

根性論を説く営業さんに多いですが、こういうの良くないよなぁと思います。 「人柄で売れ!」「人間力で売れ!」っていうのは、結局誰が一番損をするのかわかってないんじゃないかと。 土下座をしたり、足しげく通ったり、誠心誠意頼み込んだり・・・。 で、…

この国のデザインの話。

いま、中小企業のECサイトのリニューアルをしているのですが、ほとほと困っています。 デザインの手戻りが多くなってきていて。 いや、当然、僕は突っぱねます。 ワークフローもスケジュールも提示しているし、いきなりデザインに入ることはしていません。…

投票する側の問題。

前回の記事で政治家先生達をこき下ろしましたが、投票するこちら側にも問題はあるんですよね。 投票しない人(若者?)はまず問題外として、投票率が高いと言われる年配、ご老人の方々にもかなり問題があると思います。 「国をデザインする人が一番肝心なこ…