こんばんちは、スーパー太っちょWebディレクターです。
スーパーは太っちょにかかります。
僕はもう10年以上前から、職場でこう言われてきたのであります。
「toksatoくんに預けると人が育つ」
するとだいたい、こう思われていたりする。
「面倒見が良く、うまいことツボをついて理解させるのが上手なんだろうな」
まるで、師匠と弟子のように。
くっついてつきっきりで、いい感じにシバいて育てる。
相手の様子を見ながら、独特の観察眼で、手取り足取り教えることで育ててるんだろうな、と。
ぜーんぜん違いまーす!
気を利かせるとか、いい言葉をかけるとか、そういうことではないのです。そういう風に師匠っぽくふるまってうまく育てる人もいますけどね〜。
今までほとんど誰にも言ってこなかったんですけど、実は明確な"ノウハウ"が存在するのであります。*1
僕は一時期(10年以上前)、専門学校の教員をやっていたのですね。
ベースになってるのはそのとき、つまり「教育のプロ」としてお仕事していたときに学んだことがベースになっております。
それを、Web制作やビジネスの現場に取り入れてみたら、効果テキメンだったよ、と。
それを一つのスライドにまとめてみたよっていうお話です。
そんなわけで、うぇぶぎょうかいのむめいでぃれくたーのお時間です。
■目次
スライドはこれです&こんなことが書いてあるよ(3行)
■こんなことが書かれていますよ(3行)
- 褒めてのばす/叱ってのばすじゃないんよ。それはまちがい。
- 「わかりやすい教え方」なんてそこまで重要じゃない。
- 教育が主ではない「会社」での教育に重要なことは?
■スライドはこちら
※実は会社の勉強会&配布用なので文字が小さいです。PCなら全画面、スマホなら横向きで見るのが良いと思います〜。
スライドへの直リンクも置いときます
なんでこんなスライドを作ったか
もちろん、社内の部下さんなどなどに「後進教育」について僕が持ってるものを伝えたかったのが一番大きい理由ですが。
とはいえ、スライド内にも書いたけど現場に戻って10年以上、仕事における教育について同じ思想を持った人と出会ったことがなくて。たぶん、ガッコの先生(しかも常勤講師)を経験してまた"いわゆる普通の職場"に戻った人なんてそうそういないんだろうと思んます。
なので、この経験や蓄積が誰かのためになるなら、まとめておこうかなと思った次第。(とかいいながら、初版は実は数年前につくったやつで、今回のはそれをアレンジしたものなのですけどね)
とっても大きな誤解
冒頭あたりにも書いたけど、ほんと誤解される。
「toksatoさんはガッコの先生やってただけあって、やっぱり説明がお上手ですよね!」
それはもう、大間違いです(笑)
僕がもし、人より「難しいことをわかりやすく説明するのが上手い」としたら、それはガッコの先生をやったからではないんよ。これは、Webディレクターという仕事をしてきたからなんよ。明らかにそっち。プレゼンテーション能力。
っていうかぶっちゃけ、プレゼン能力とか「わかりやすく説明する能力」はたぶん専門学校の先生をやる前から、それなりにできてたと思います(笑)
そして、「おまえ、勘違いしてる。そんなのどうでもいい」と先輩センセイに言われてしまうわけですね。
どうしてそんなことを言われたのか、では教育において本当に重要なことはなんなのか、ということはスライドに書いてあるのでご覧いただければ。
ひとりでも「おかしな社員教育をする人」を減らしたい
教育、というものを勘違いして、部下や若手を潰してしまうオッサンオバサン、多いですねぇ。ほんと悲しい。
そういう事例を、ひとつでも減らしたいのであります。
理屈としておかしなことを平気で言って、さらに「俺のいうことを聞くのが仕事だ」と勘違いした部長・課長・係長。
手取り足取り丁寧に教えてるのに!なんでできないの!とヒステリックになってしまう「優しさを勘違いした」人。
「俺はちゃんと教えてる」と言いながら、やり方を徹底させるだけの先輩。
そして、そういう上司や先輩たちに教えられてきたから、「これは、こうやるのが正解なんだ」しか言えない、若手の「なぜ」に答えられないまま歳を重ねてしまった中堅の人たち。
悲しい・・・。
なんとか、いろんな人のなかに「内燃機関」(スライド読めばわかります)が仕込まれて、豊かな社会人人生を送れる人が増えることを祈っているのであります。
すげー偉そう。
*1:ま、このブログでちょいちょい書いてるけどw