笑顔を創りたいWeb屋の日常

某事業会社勤務のWebディレクター。つまり「なかのひと」やってます。Web業界からひょんなことで専門学校の先生に。そしてまたWeb現場に戻ったWebディレクターのブログ。情報デザインやWebの勉強をしています。

3クリックルールってそんなに大事かなぁ。

【スポンサーリンク】

検索エンジン的にはこれ、それなりに大事なんですよね?

SEOコンサルではないので、詳しいことはわからないのですが。

しかし、未だに「トップページから3クリック」みたいなことを提唱しているWeb屋さんがいて、

で、その人が我が物顔で見せてくれた自作サイトが、もうリンクの嵐になっていて、

それが全ページ同じナビゲーションなのですよ。

うーん、それは違うんじゃないのかな~と思います。

3クリックルールにこだわるあまり、Webサイト全体の階層を浅くして、リンクの嵐をつくるって、それもうもはや「デザイン」でもないんじゃないの?と思ったり。

あのー、携帯電話っていまものっすごい機能があるじゃないですか。

それをつくっているメーカーの人と知り合いなんですが、開発者が「機能は出来る限り豊富にあって、たくさんの中から選ばせるのが良い」みたいなことを言っていたらしいんですが、それと同じだと思うんですよね。それ、違うでしょって。だって、その人にとって不要なものはやっぱり不要だもの。いらないもの。いらない機能なんて、いらないんですよねw。

いや、だから、機能を制限すれば良いというわけではなくて(ターゲットによってはそれも必要だと思いますが)、それをいかに整理して、それを求めている人だけがそこにたどり着くようにするかということを設計してこそ、はじめて「デザイン」って言えるんじゃないでしょうか。

3クリックというなら、重要視すべきは「使う人に無駄にクリックさせない」ということであって、そういう意味で言えば、「トップページからの階層を浅くする」ってのはどうでもよくて(っていうかユーザが階層を意識して使うわけじゃないですしね)、「検索エンジンから訪れたページから3クリック」というサイト構造やUIを提供することこそデザインじゃないかと思うんですよね。

もう、本当に簡単な話ですが、

「ユーザが”その時”求めているナビゲーション以外は害でしかない」

だと思っています。だからといって、それごとに出し入れしてたら学習できなくなりますが。

でもでも、「トップページから全てのコンテンツを3クリックでたどり着けるようにする」って、居酒屋の電子パネルメニューで言うと、

トップ → アルコール(一覧) → 焼酎(一覧) → 商品決定

となるわけじゃないですか?

えー、でも、それ、焼酎が少ないなら別にいいんですけど、芋とか麦とか米とか泡盛とかある場合、少なくとももう1ページ必要ですよねぇ。いきなりドバーっと全部見せられても・・・。

やはり、大事なのはユーザの使い方、利用シーンをきちんと描き、それに合わせて設計することであって、「全て3階層で制作する」っていうのは、それはデザインでもないし、クリエイターとしても思考停止してるんじゃないかなーと思います。