最近、心掛けていることです。
前職まではあんまり意識してなかったなぁ。
「ユーザユーザと連呼して結局口癖なだけで中身が伴ってない」ということを避けるため・・・ではないです。
クライアントに対してです。
大企業の方や経営企画部、広報部、マーケティング部があるような企業の担当者の方は、Webに対するリテラシーが高い。だから、ユーザフレンドリーとかユーザビリティー、アクセシビリティ、ユーザエクスペリエンス=体験デザインということを説明すればだいたい理解して貰えるし、企業ありき、身勝手な発信ではなくユーザを中心にした思考が必要になることを説明すれば納得してくれます。
しかし、中小企業のオーナーや片手間にやっている担当者はそこの距離が激しく遠いんですよね。「ユーザはその企業のお客様」というのが基本だと僕は思っているのですが、相手はなかなかそこが結びつかない。「ユーザ」というと「パソコンを使う人」とか「インターネットを使う人」で止まってしまうことが多い(んじゃないかと、話しながら思う)。だから、「ユーザ」という馴染みの薄い無機質な印象を受ける言葉は使わずに、出来るかぎり「お客様」と呼んでいます。
「ユーザがここを見るので・・・」
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「お客様がここをご覧になるので・・・」
なかなか難しくて、つい「ユーザ」と言っちゃうんですが(笑)
小さなことですが、ほんの少しでも受け取る相手の意識が変わるなら、頑張りたいです。