笑顔を創りたいWebディレクターの日常

某事業会社勤務のWebディレクター。つまり「なかのひと」やってます。Web業界からひょんなことで専門学校の先生に。そしてまたWeb現場に戻ったWebディレクターのブログ。

Webディレクターが、しんどいときに読む記事。

【スポンサーリンク】

こんばんちは、スーパー太っちょWebディレクターです。
スーパーは太っちょにかかります。

 

Webディレクターってほんとしんどいしんどい言われるんですよねぇ。たとえばWebデザイナーとかエンジニアに比べて。やれ板挟みだの、プレッシャーがきついだの。

 

まあそうなんですけど(そうなんかい)

 

いや、回避法はあるし、というか僕は本当はそう思ってない
メンタルの保ち方みたいなものもあるにはあるが、そもそもWebディレクターという仕事の捉え方がきっと違う

ワイは!意識低い系の!Webディレクターである!!!

まあとはいえ、僕自身も長年Webディレクターという仕事を続けてきたことで慣れてしまった部分もある。言い換えればそれは「麻痺」と言ってもいい。だけどそこには、それはそれでノウハウがある

だからそのノウハウ=心の持って生き方をブロg・・・

 

ちがーう!!!

 

ノウハウとかそんなんどうでもええ!

とりあえず、いましんどい奴は読め!

いま悩んでいてしんどいWebディレクターに向けて、

ううう、こまった、しんどい、どうしよう、もうWebディレクターやめようかな・・・でも仕事しないとな・・・明日からどうしたらいいのか・・・もやもや、モヤモヤ・・・でも明日も出社だし、クライアントと会議はあるし・・・もやもや・・・

っていうモヤモヤ。

 

そのモヤモヤごとおまいさんをぶっ飛ばす記事である!(ひどい)

 

というね、そうやって読んでスカッとして帰っていただきたい記事でございあす。

そんなわけで、うぇぶぎょうかいのむめいでぃれくたーのお時間です。

 

■目次

 



 

というわけで、ひとつひとつピックアップしていこう。いこうぜよ(謎)

 

板挟みにあってしんどい

ほー、たしかにねぇ。

いやぁ、

うるせぇ!

 

板挟みになんかあってねぇよ!!!

 

いや、そういう状態に陥ることはある。が、それは、おまいさんが「正しいこと」を提示できてないからである!(そして正しさがわからないやつなんぞ、捨ててしまえ!言い過ぎだな!)

一番多いのはクライアントとデザイナーの板挟みだろうか。クライアントの要望に対して、デザイン的な観点から「それは違う」とデザイナーが受け入れない。結果、間に立つディレクターが板挟みに合う。

ちがーう!!!

こんばかちんが!!

 

お ま い が 正 し い ん だ よ ! ! ! 

 

Webサイトにおいて一番重要なことはなんですか?
目的を達成することですね?
そのWebサイトの目的はなんですか?
それに向かって一番、一心不乱に邁進しているのは誰ですか?

おまいさんだよ!

クライアント?デザイナー?
うるせぇな、勝手なこと抜かすな!1ピクセルのズレなんぞ知るかバカタレ!ユーザーはそんなことより、自分の欲しいものを、楽しく見つけられて、お買い物できるかを気にしてるんだYO!

全員そっちに向けバカヤロウが。

そっちに儲けがあるんだーよ!
ああ?クライアントよ、ココを赤くしたい?ヴァーカ!お前はただ強調したいだけだろうが!色を指定すな!アホか!幼稚園児か!はじめてのおつかいか!
あ・・・いや、クライアントは園児だった。ええの、クライアントはそれでええ。汲み取ってあげよう。幼稚園児だから。そうでちゅねーって。

板挟みにあってるとしたら、それはディレクターのあなたが正しい(と思える)道を示せてないのですよ
正しい道が示せない、わからないとき?それはさっさと上司や先輩に相談しましょう。え?相談してもまともな答えが出てこない?それはクソ会社かカス上司なので、あなたのせいではないです。テキトーに仕事をしましょう(そして転職を次のゴールとした仕事をしましょう)。

示しても理解しないクライアントやデザイナーがいる?
あーいるいる。それはおバカさんなので、「おバカさんだなぁ」と思ってやり過ごすことを考えましょう。あなたが悪いわけじゃない。おバカさんがおバカさんだから起きているのです。あとは、そのおバカさんをどうするか、考えましょう。上司と相談するとか、めんどくせーからとにかくやり過ごすとか。

とにかくまず、板挟みに合うならば、1〜10まで、「正しい道」を自らが見つけましょう。それはほとんどの場合、「Webサイトの目的」ですね。

 

業務量が多すぎ、激務すぎてしんどい

おっけーおっけー。

そんな業務、放り投げてしまえ!

クックック(謎)

だいじょーぶだいじょーぶ。
ちゃんと、最低限(=1日8時間)の業務をきちんとこなしていれば、この国はそう簡単にクビにはできませんの。

「やるべき仕事をやってないと、責任を追求される」とな?

おうおう、では「やるべき仕事」とは???
それは、1日12時間ぐらい働かないといけない仕事ですか?
もしそうだとしたら、それ、違法なので労基署にかけこみましょうね

そんなのは「やるべき仕事」を定義している方が間違っているし、そんなものを根拠に責任を追求してくる方が間違ってるのです。間違ってるというか、違法。法律違反してる人です。その人の言うことを聞いてはいけません。その人の言うことを聞くと言うことは、犯罪に加担することです

本来、1日8時間であり、もし残業をしたとしても1ヶ月で45時間が上限です*1。それ以上を毎月働かせて(会社が)利益を得るというのは労働力のドーピングをしているようなもんです。
何が問題かって、これで経営を成り立たせてしまうと、真っ当に労働時間を守ってお給料を払っている会社より安くWeb制作ができてしまうので、結果的に真っ当なWeb制作会社が潰れるんですよ。だから、犯罪に加担するのと同じなんですよね。

とはいえ、生きていかなきゃいけないから、働くわけですよね。

であれば、話を戻しましょう。
だいじょーぶだいじょーぶ。この国はそう簡単に社員をクビにできないし、少なくとも12時間のうち8時間ちゃんと勤務してる人が、4時間働かないぐらいでクビにできないから。いなくなったら困りますからねw だって、クビにしたら少なくとも8時間の労働力を失うわけだから

 

でも残業しないと、残業してる仲間から疎まれる・・・?

再度、話を戻そう。
そいつらは、犯罪に加担しているのにそれに気づいてないおバカさんだ!怒ってあげるか、無視するか、見捨てましょう。

このあとも書くが、何より大事なのは、あなた自身だ。
付け加えれば、大事なのはあなたと、あなたのことを心配してくれる家族や恋人や、友達で。Webディレクションの仕事はその大切な人たちを捨てるほどのものではない。(そこまでやりたきゃやればいいけど)

残業をしたければすれば良いし、もっと大事なものがあるなら勇気を持って捨てれ!いらんいらん。そもそも(毎日のような)残業でなんとか賄ってる時点で大した仕事じゃねぇ!だったら、多少の収入を減らしてでも、しっかりと自分の大切なものを守るべき!いけるいける!(何が)

 

土日返上で働いていてしんどい

土日は休もう(切実)

休まないといかんよ!!!ばかたれ!
休まないでも働けると思ったら大間違いなんよ。
仮に、物理的な体力が持ったとしても、絶対に精神がもたない。

まあ、こんなのは簡単。

たとえば、アッホなおまいさんがマリオカートが好きだとして。
毎日できる?毎日8時間、土日も休まずできる?
まあおそらく、体力的にはできる。

ではその環境で、コースレコードを更新できる?

もちろん、どちらも鍛錬を積んだ状態且つ、片方はちゃんと休んだとして
つまり片方はきちんと土日休んで、その土日はオフトゥンでダラダラしたり、恋人とデートしたり、友達と飲みに行ったり、ガッキーとデートしたり、お好み焼きを食べたり、松雪泰子と白鳥麗子ごっこか半分青いごっこををしたり、するわけですよ。

そうして、意気揚々と土日休んでマリオカートに臨んだやーつ。

勝てる?ねぇ勝てる?
勝てねぇなー、少なくともその両者がどちらも僕だとしたら、そりゃガッキーおよび松雪泰子とイチャイチャした自分の方が勝つわなー。気力体力じゅうぶんな上に、ガッキーと松雪泰子に「がんばってぇ〜!」とか言われて、お弁当とか持たされて。そりゃ勝つわ!

だから、休まないといけないんよ。

その仕事に真面目であればあるほど、きちんと休日を取るべき。
真面目じゃない場合には、放っておいても休むからそれでヨシ!←ワイのことです

休日を取るべきなのはわかるけど、仕事があるから取れない?

バーカバーカ!!!

さっきも書いた通り、そんなのは間違った経営ナンダーヨ!!!!!

土日まで働かせないと経営できないようなWeb制作会社は、さっさと潰れるべき。そんな会社がのさばってるから、まっとうな給料と労働環境を提供している会社が儲からなくなるんだから。

そして、仮に土日を働かなかったとして、1週間のうちたった2日でしょう

これもさっき書いたことと同じ。
7日間のうち、たった2日働かなかったぐらいで会社はクビをきれないんよ。法律的な問題以前に、おまいさんがきちんと働いていればいるほど、会社は残りの5日間を失うわけにはいかないから。土日の2日間働かないことで嫌な顔されても、へーきな顔しておきましょ。

これはもう経営者との綱引きなんよ。

無償で愛の言葉ももらわずに、身を粉にして尽くしてはいかんのです。
伝えましょう、おまいさんの大事さを。
ときには不在にすることによって。

「あたい、土日は実家に帰らせていただきます!(怒)」

で、ええんよ。

 

有給休暇が取れなくてしんどい

よーしよーし、もうわかったな?

休め!取れ!有給休暇は、労働者に認められた権利だ!認められた有給休暇を使われて困るのは、それは経営者の責任だ

そして有給休暇というのは、だいたいが誰かとの予定を入れたくて取るのだと思う。いや、そんなことはないのだが、これを読んでいる悩めるWebディレクターが、有給休暇の取得に悩むときは、そういうときでしょう。
なぜなら自分だけの休みが欲しくて有給休暇を取ろうとは思わないのだろうし、だからそれで悩むこともないから。

恋人でも家族でも友達でも良い。

「こういうことしたいから、有給とって行こうよ!」

と言われて悩むのでしょう。(もしくは、あまりに余った有給を見てうんざりするか)

おまいさんは、おまいさんのために仕事をしてるんですよ。
そしておまいさんの幸せは、家族や恋人や友達など「大切な人」とともにあるはず。その人のために、年に数日も休みが取れない?そんな馬鹿げた話ある?

たとえば月に1日休んだとする。
あれ・・・たった1日よ?20営業日ある、たった1日?さっきの土日より少ない、20営業日の1日よ?え?むしろなんで休めないの?おかしくない?おまいさんの大切な人が「休んで一緒に楽しいことしようよ!」って言ってるのに?大切な人の笑顔、消しちゃうの?たった1日休めないだけで?えー?!どゆこと?!?!

 

取れ!有給は、取るのだ!それがもはや仕事なのだ!

それで苦労するのは誰だ?

同僚だ!!!

 

というのは大間違いだ!!!

 

そりゃ、多少は負担は増えるかもしれない。
でも、そんなのは同僚も有給を取れば良い。ただそれだけの話。取らないのは本人が勝手にやっていること。

有給を取ったら同僚に負担がかかり、致命的なレベルで現場が回らなくなる?

それは、経営者の怠慢なんよ。

そもそも労働者の権利として存在する有給休暇を利用されたら、現場が破綻するなんて、それはその時点でルールにのっとった経営ができてない証拠で。つまり、おまいさんのせいではない

今自分にとって何が一番重要なのか
それは、20営業日のうちたった1日を休むことすら許されないのか。
もし本当にそうなら、そんな職場にいることが本当に重要なのか。

ええのええの、有給取りましょう。

それで悪い態度とる奴は、全員が間違っとる。

馬鹿にしながら、虎視眈々とスキルを身につけて転職しましょう。

そう思えば、たかだかた1日休んだくらいで、どうでもいいでしょう?

 

クライアントがモンスターすぎてしんどい

うむ。だからそれはもうおバカさんである。

たとえばこういうヤカラやな?

「いやぁー、上司に改めて聞いてみたらこっちがいいってことでして〜w え?いやいや、なんでですか?納期を変えてもらっちゃ困りますよ〜w」

うん、おバカだから、それ相応の対応すればええ。

もっと正確にいうと、「はじめてのおつかい」にいる「ものすごくおバカのお子さん」なので、そうでちゅかー、たいへんでちゅねー、でもぉ〜、できないものはできないんだぁ〜、さっき〜ぼくぅ〜ピーマン!って言ったよねぇ〜、だからおばちゃん、もうピーマン切っちゃったしぃ〜、今からパプリカって言われてももうねぇ〜、お母さんからパプリカぶんのお金もらってきてもらえるぅ〜?

って言えばええのよ。

言えない?

それはなんで?

クライアントに嫌われる?

クライアントに嫌われて何が問題なん?

発注がなくなる?

発注がなくなって何が問題なん?

自社の上司や社長に怒られる?

 

じゃあそれはそのWeb制作会社に力がないんよ

 

あなたが悪いわけじゃない。
正しい「おつかい」の話をしてるのに怒られて、それを受け入れろってのは会社の方がおかしい。いや、それでも、「それでも良いから、ピーマンぶんのお代金だけもらってこい」という会社ならいい。それはそれ。そういう、薄利多売のWeb制作会社。別に悪ではない。

でも、おまいさんが悩んでるのはきっと

「ふざけんな、ちゃんとパプリカの代金ももらえ」

っていう会社なんしょ?でもその割には真っ当な反論はするな、クライアントに歯向かうなって言うんしょ?そんなアホな話あるかいな

それはね、クライアントとまっとうなパートナーになる力もないくせに、(パートナーになれない故の)理不尽な要求は社員がなんとかしろっていう会社なのですね。ゴミカスみたいな会社ですね。

そんなクズWeb制作会社はさっさとやめた方が良いのだけど、たとえばおまいさんにキャリアやスキルがまだなかったとして。だからそう簡単にやめられなかったとして。であれば、「ここの経験を吸収する」に割り切ればええんよ。それだけでいい。クズ会社なんだから貢献なんぞしなくてええのん。そんな会社はさっさと潰れた方がいいのだから。

そう割り切れば、行動も心持ちも変わってくるでしょう?

「はじめてのおつかい」のおばちゃんになるんよ。

傍若無人なお子さんが来たとして。わがまま過ぎて自分がいるお店が大損する展開になったとして。にもかかわらず、お店のオーナーは守ってくれないどころか、「いいからなんとかしろ、赤字は出すな!」とかいうゴミだったとして。

そんなときは

「あぁらぁ〜、大変ねぇ〜!そっかぁ〜パプリカかぁ〜サラダ?サラダつくるのかな?わかんない?わかんないかぁ、おバカねぇ〜(ボソッ)、じゃあ!ピーマンぶんのお代はもらってるし、パプリカね!次のおつかいもウチに来てね!どうせ聞いてないけど〜(ボソッ)

 

「ちぃ〜す、ただいま帰りましたぁ〜、パプリカ欲しいって言われたのであげてきましたぁ〜、あ、いえいえ、ちゃんとそのかわり次のお仕事も発注してくださいねって言っておきましたからぁ〜」

とかっていっておけばええのですよ。嘘はついてないし。

いいですか?クライアントは良くも悪くも「はじめてのおつかい」のかわいいお子さんなんでちゅよ。理不尽言われても、「ふふふ」ってしときましょ。

 

プレッシャーがきつくてしんどい

はぁ〜、おまいさんはぁ〜

 

おまいさんなんてね、どうせただの人間なんよ

 

できることはできるけど、できないもんはできない。

そしてできることはそんなに多くない。人間だから。

空も飛べないし、透明人間にもなれないし、ゴムみたいに伸びることもできない。

たかが人間なんよ。僕も、おまいさんも。

たとえば、1億円のプロジェクトを任されたとして。そのプロジェクトメンバーが20人いたとして。その全員が幼稚園児だったとして。いける?大型Webサイト構築プロジェクトだったとして、納品までいける?いけるわけがねぇな!むりむり。

だって、要件定義のミーティング開いても、あっちでばぶばぶ〜、こっちででちゅでちゅ〜、そっちでぶえーんぶえーんとか言ってるわけですよ。無理でしょ。これでWebサイトつくるの

Webディレクターは全知全能ではないし、であるからにして「プロジェクトを絶対に成功させる人」ではないんですよ。我々、ただの会社員ですから。そのディレクションスキルによってプロジェクトの「成功確率を上げる人」ではある。だが、元々が3%しかない成功確率を、100%になんてできるわけがない。

かの「試合を支配する力を持っている」と言われる遠藤保仁(サッカー日本代表のレジェンド)だって、出た試合の全部を勝ってるわけじゃない。そんなの無理

  • 自分が試合をコントロールするんだという"気概"を持つこと
  • 自分が試合を完全にコントロールすること(毎試合)

は別の話で、前者はすべてのWebディレクターが持つべきだけど、それと結果責任は違う。無理なものは無理。遠藤保仁だって、周りが幼稚園児のサッカー選手だったらレアル・マドリードには絶対に勝てないわけで。

おまいさんは、おまいさんができることを精一杯やればええんよ。

そのなかに「プロジェクトをコントロールするという"気概"を持つ」があるだけで。判断も含めて、おまいさんが全力を出し切ったのにプロジェクトがうまくいかなかったのなら、それはアサインした人が悪い。できると思って(その判断が仕事である人が)おまいさんにプロジェクトを任せる判断をしたのだから。

だから、プレッシャーは感じるべきだけど、それは「任されたからにはそういう気概を持つ」という範疇の話で、何がなんでも、どんな悪条件でも成功させるってのは違うんよ。

 

我は我は会社員なんよ。

雇われのWebディレクターなんよ。

それは言い換えれば、通りすがりのディレクションを担う者なんよ。

 

それ以上のプレッシャーを感じる必要はないんよ。

 

 

 

知識、スキルが無さすぎてしんどい

バカヤロウが!!!

おまいさんはほんとバカ!

 

頼れや!!!

 

わからないことは、わかる人に聞けばええ!

おまいさんに任されてるのは、全知全能ではない!

「適切に、頼るべき人に頼り、プロジェクトを無事にゴールまで導くこと」

でしょう!

だったら頼らないと!むしろ、頼らないと!上司、同僚、デザイナー、エンジニア、そして、クライアント!

 

・・・と、いうのは、教科書的な話で。

 

あのですね、いくら"頼れ"と言っても、たとえば建築の知識が全くないのに「国立競技場の建設現場を仕切れ」というのは無理なわけですよ。

つまり、ディレクションをするにおいて(その対象に関する)最低限の知識は必要なわけです。HTMLもCSSもAdobe系ソフトもマーケティングも、サーバサイドもインフラも、なにもわからないままで、できるわけがなくて。

そしてこれは、同じ「Webサイト構築」でもその種別によって求められるそれが違うわけですやね。情報ポータルサイトと、求人検索サイトと、LP制作ではWebディレクターに求められる知識は違うわけで。

そのプロジェクトに必要な知識やスキルが著しく足りてない(種別と合ってない)のに、そのプロジェクトをやれというのは、Webディレクターじゃなくてそれを担当させた会社が間違ってるんよ

 

だって、できないことをやらせてるんだもん。

 

よくあるのが、ディレクション=コミュニケーションが取れればできる、と勘違いされて、Webに関する知識も、ディレクションに関する知識も全くないのに現場に投下されるタイプ。

あのー無理よね?
っつうか、Webディレクターという仕事バカにすんなよ?ってぐらいの話で。

知識やスキルが足りな過ぎて、なおかつその「足りな過ぎる」というおまいさんの判断が正しいならば、それは会社がおバカなんよ。だから、おまいさんが気にする必要はない。どう考えても無理な案件を、まだまだ無理な人に渡してるんだから。そんなのただの拷問でしかない。街の弁当屋さんに三つ星フレンチのシェフをやれって言われたら、そりゃ無理なわけで。

だから、本当にできないと思うなら降りればいい。その案件を。どうせできないんだから。失敗して大炎上するよりよっぽどいい。

 

当たり前だが、

それでもやりたいならば、やればいい。

それは何にも間違っていないし、会社が任せたんだから全力でやってそれでも炎上したなら、それはもう会社のせいにしたらいい。だって会社のせいだし。

 

大事なのは、(降りる判断も含め)全力でやることなんよ。

それでダメならしょうがない。だって全力なんだから。

そして、全力でやったからこそ会社のせいにできるんよ。全力でやらなかったら、任せた会社だって言えてしまう。「それは、お前が全力でやらなかったからだ」と。だから、そう言わせないためにも、全力を尽くすべき。それ以外はどうでもいいぐらいには。

 

会社がおまいさんに任せて、おまいさんが全力でやったのなら、もうおまいさんは何も気にしちゃダメなんよ。

 

まとめ:本来求められるものと、いちばん大事にすべきこと

ここまで読んでくれた人は、わかったかもだけど、本来最もWebディレクターに求められるのは「主体性」なんですよ

クライアントが言ったから、上司が言ったから、デザイナーが言ったから、じゃない。

それらを受けて、自分はどうしたいのか。どうすべきと思ったのか。
極端に言えば、プロジェクトの成功のためにはWebディレクターであるあなたが休むことだって大事であり、つまり正解なんですよ。なぜなら、あなたが潰れたらプロジェクトも潰れるから。

24時間365日ずっと稼働できるWebディレクターがいればうまくいくとしても、それはあなたではないし、仮に他にそういう鉄人がいたとしても、いまそのプロジェクトのWebディレクターはあなたで。それはそう簡単に変われるものではないのだから、そのなかで「最適解」を導き出すならば、「24時間365日は働けない」なんですよね。

であれば、(主体的に)「私も、あなたも、クライアントも休むべきだ」「なぜならそれは、このプロジェクトが人間の集まりで、私がそう判断したからだ」と言えるべきで。

 

板挟みも残業も土日返上も、どうでも良いんです。

やりたきゃやればいいし、成長においてはそれが有効な時もある

でも、流されてやるのは違うんですよ。そんなことで成長はしないし。

成長のために残業をするならそれもいい。

大事な人や自分のために土日は休むならそれもいい。

全ては、主体的に自身が判断することが、Webディレクターの責務だと思います。

 

とはいえ!

 

病むときは病む!!!!!

これはまちがいなく!!

人間の心はそんなに完璧ではないから!

 

そのときも、思い出しましょう。

 

自分にとって一番大切なものはなんだったのか。

 

 

ちなみに僕にとって一番大事なのはお酒やホルモンと、それを楽しむ友達と、サッカーと、ゲームと、テレビです。それが楽しめない生活になるなら、いつだってWebディレクターなんてやめてやります。

 

一番大切なものを失うぐらいなら、休めよな!!!

病院のお世話にもなるべき!

 

まず休め!

とにかく休め!!!

 

その先に、この仕事には未来があるって話を、いつかブログにしますw

(少なくともWebデザイナーやコーダーよりは将来儲かりやすい職業だと思いますw)

 

凹んでから立ち直るには?

という方法はこちらを読んでみてくださいね。

toksato.hatenablog.com

 

*1:正確にはいろいろパターンがあるのでそれは詳細を確認しましょう