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笑顔を創りたいWeb屋の日常

某事業会社勤務のWebディレクター。つまり「なかのひと」やってます。Web業界からひょんなことで専門学校の先生に。そしてまたWeb現場に戻ったWebディレクターのブログ。情報デザインやWebの勉強をしています。

UI設計とウンコの話。

情報デザイン

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なんかすげー前の記事がバズっていて、なにか非常に自分がまっとうな人間な気がしてきて怖いので、バランスをとるために非常にバカな記事を書いておこうと思います。なんだそれって思ってるでしょうけど僕が一番そう思ってるのでわかってください(何を)。

というわけで、今日はUI設計とウンコの関係についての話。どんなわけだよ、ほんと。

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※ぜんぜん関係ないけどぱくたそさんにはキレイなトイレの写真が無かったので、増やしておくといいと思います(謎)ちなみに上の写真は足成さんより。

 

そんなわけで、うぇぶぎょうかいのむめいでぃれくたーのお時間です。



 

まあ、ほんとにウンコの話をするわけではないですね(そりゃそうだ)。

ここで一つ質問。

 

 

「TOPページに来訪(ランディング)したユーザーの大半がグローバルナビで次のページに遷移した」

 

これは、良いことでしょうか悪いことでしょうか?

僕の答えは「悪いこと」です。

 

TOPページとはそもそも?

ユーザーというのは、基本的にTOPページに用はありません。そんな馬鹿なと思う人もいるかもしれないですが、TOPページで逆に問題が解決した人、いますか?ユーザーが自分の抱えているニーズ、問題を解決するのは基本的には詳細ページなんですよ。キャンペーン情報にしたって、TOPページに情報があったとしてもそれは入り口にすぎず、本当に欲しい情報はキャンペーンページにありますよね。

つまり、TOPページに訪れているのは「しょうがないから」訪れているのであって、べつにそこを通らんでも問題が解決するなら要らないんですよ。

と、いうことは、逆説的に言うと、TOPページというのは「振り分けのページ」でしかないんです

ってなると、「え、じゃあグローバルナビで振り分けられてるんだからいいじゃん」となりますねw ダメです。ダメ!

 

では、グローバルナビゲーションとは?

「グローバル」な「ナビゲーション」なので、「全世界的な」または「全体を包括する」ナビゲーションですね。

Webサイトを一つの世界(地球)と捉えるなら、グローバルナビゲーションというのは国から国へ移動するためのナビゲーションですね。Webサイトという世界のなかで国、つまりカテゴリを移動するということは「小さな態度変容をした」ってことなんですよね。たとえば製品情報カテゴリから、「ご購入の流れ」に移動するというのは、比較検討フェーズのなかで次のステップに進んでいることになります。

ということはですね。こうなるわけです。

 

「グローバルナビゲーションをクリックするときは、そのページを下まで読んだあとでなければ(UXとしては)おかしい」

 

だってそうでしょ?

そのページの内容を読み、満足して、次に行くわけですから。ページの何も見ないでグローバルナビをクリックしているというのは、そのページに魅力がないか、迷っているかのどちらかです

 

設計意図から外れた行動は悲観すべき

つまり言いたいのはこれだけなんですけどね。

例えばauのサイトの場合。

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※当然のようにau公式サイトより

これだけ小さなグローバルナビなのに、そしてその下に大きくコンテンツエリアがあるのに、グローバルナビをクリックする人が大半、というのは設計意図と合ってないんです。

「設計意図」というとなにかこちら(運営側)の作為的なものに対してその通り動かないからダメ、という風に聞こえてしまいますが、そうではなく。もし本当にいま来ているユーザーがグローバルナビにあるものを求めているならば、もっと大きくすべきだし、さらにいえばコンテンツエリアに同じものを置く(もしくは画面のほとんどをその振り分けに使う)べきなんですよね。

「直帰してるわけじゃないし下層ページへの振り分けとしても機能してるからいいじゃん」じゃないんです。

それは、洋式トイレの便座をおろさずにウンコをしている人がたくさんいる現状に対して

「ちゃんとウンコできてるんだから問題ないじゃん」

と言ってるのと同じなんですよ。

意図と違う使い方をしているなら、便座を使ってもらえるように(もしくは使わなくてもいいように)デザインや設計を変えるべきなんですよ。そうじゃないと、ユーザーに不便な思いをさせているままになるし、もしかしたら「ここのトイレ、座る部分が細くて使いづらいし、汚いし、やだな」と思われて、遊びに来てもらえなくなるかもしれません。

設計意図と違う動きをされる、というのはそういうことなんです。だから、それはユーザーに不便な思いをさせて、さらにせっかくある下のコンテンツが無駄になってるんだから、改善しなきゃいけないんです。

問題の本質を見失わないように

とはいえ、だからすぐにTOPページの設計を見直すべき、ということではないです。なぜなら「意図した動きと違う動き方をする」という問題の原因は画面設計だけとは限らないから。

「意図したユーザーが来訪してない」

という可能性もあるんですよね。設計意図通りに動いていないのは、意図したユーザーがそもそも来訪してない(他のニーズを持ったユーザーが来訪している)という可能性もあるわけで、そこはWeb戦略としてどこが間違っていたのかを確認するところから始めないといけなないです。

 

はい。

ウンコと言いながら至極真面目な話でした。

この記事で一番言いたかったことは、実際にこの話を後輩にしたんですけど「なんでぼくはこんな下品なたとえ話しか出てこないんだ」と、へこんだということです

 

才能の無さがとても悲しいです。