笑顔を創りたいWebディレクターの日常

某事業会社勤務のWebディレクター。つまり「なかのひと」やってます。Web業界からひょんなことで専門学校の先生に。そしてまたWeb現場に戻ったWebディレクターのブログ。

そのリンク、くりえいてぃぶですか。

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くりえいてぃぶってなんですか。おいしいですか。

おいしいですよ(謎)

 

また広告が出てしまいました書きます。

 

っていうかクッソ忙しくてあんまり書けないっす。

でもまあ、なんか書いておこうかなと。

 

あー、なんか、結構多くの人に「転職終わったら飲もう」とか近いウチ飲もうとか言ってたのに、ほっとんど行けてない感じです。違うのです。落ち着いたら行こうかなと思ったら全く落ち着かないという。Webディレクター忘年会も行こうと思ってたのに行けなかったゼェーット!まあ、一時的なものです。予定は未定ですが。だいたいこんなこと言ってる奴はだいたいまた忙しい案件にアサインされて忙しかったりするわけですが。いーやーだー!予定は確定が望ましいです(謎)

 

最近、ガッツリWeb受託制作会社に戻ったわけで、いやまぁ「そういえばこんな世界だったなー」とか昔の感覚を取り戻しつつ、「あーぼく仕事できないなー」とか毎日感じる毎日なんですけど。けどけどけど。いろんな人とやり取りしたり、教えてもらう側になったり教える側になったりするわけでござーます。

 

で、そういう体験をしていると、いつもながらに思うことをより一層思うわけで。

僕が尊敬する方々、そして全く尊敬しない方々(ヒドイ)をいつも頭に浮かべ、とくに尊敬する方々は常に勝手につくった分身みたいのが脳内にいるわけですけども「あーこういうときあの人ならなんて言うかなー」とか、考えるわけです。何人かいますねぇ、そういう人。いや、脳内にいる人だけならもっといっぱいいて「あの人はこんなこと言いそうだなー」とかはいつも想像してるんですけど、そのなかでお手本というか、気にかけている人?ですね。

 

そんで、僕が尊敬するその方々・・・に限らず仕事が出来る人って、常にいろいろ考えてるよなーとか思うわけです。何を月並みなことを言っとるんだというね。このへんで結論から先に書く手法に変えるのであります(謎)

 

 

たとえば、メールに、リンク一つ入れるって、結構クリエイティブな作業ですよね。



 

ただのメール、ただの文章、ただの伝達(ってなんだ?)だと思ってる人だと、リンクを入れなかったりするわけで、常に考えている人だと、適切に参照できるURLが貼られてきたり。もっと言うと、そのURLのページタイトルなんかを【 】でメールに記載してあったり。これ、実際のところ作業だけなら一分もかからないわけですよ。メールを書いてネットを見ている人ならたぶん誰でもできる。でも、この一本のURLに差が出たりするわけですよね。たとえば、その参照URLがあるだけて受け取る相手の作業が軽減するかもしれない。それがたとえば1日10本も20本もメールする相手となると、バカにできない。結構な差になると思う。

 

小さいことの積み重ねが・・・って言いたいわけじゃないです。

サッカーなんかで、「トラップしたボールの置きどころがボール半個ぶん違うだけで、そのあとの展開が変わる」みたいな話がありますが、それと似たようなもので、やってる作業そのものは同じ舞台で戦っている人なら誰でもできるんだけど、それを常に、どこでも発揮していけるかというのは、限られた人になってくる。サッカーで言うと日本と世界の差になったり。ボールコントロールだとかの技術はそんなに差がないんだけど、そのトラップの角度、距離、たったボール一個の意識で、その技術が発揮できるかどうかまで変わってくる、とか。

 

たかだか一本のメールの、一本のURLの話です。

でも、そう思ってると、たぶんその人はずっとそれができない。

 

考えてみりゃあ、僕らWeb屋はユーザーに対してどうやったらストレスなく使ってもらえるか、どうやったら楽しんでサイトを見てもらえるかを考えているわけですよ。それって、画面の向こうの人が、デバイスの向こうの人がどういう心理でどういう文脈でサイトに訪れて、次にどこに行きたいのか、ここで何を見たいのかということを考える作業であり、するってーとそれ、リンク一つ一つを考える作業も含まれるわけでございますよ。送る相手がいるメールに、わかりやすいように、理解しやすいように、次のアクションを起こしやすいようにURLを一本貼り付ける、件名を考える、文面を考えるというのは、本質的には同じ事ですよね。

 

こういう仕事になれば一日何本もメールやテキストでのコミュニケーションを取ると思うんですよね。いきなり明日、なんでもバッチリ素敵設計ができる人にはなれないわけですが、ただ、この一日何本、何十本のメールに対して、そういうことを常に意識しているかいないかってのは、仮に1年後と比較した時、とんでもない差を生んでいると思います。1日一回、「あー、ああやって送れば良かった」と思う人と、1ヶ月に一回しか思わない人では、その引き出しや対応力がまるで違ってくるはず。

 

なかなかね、僕とて失敗ばかりで「うー、やっちまったー」って思うことばかりなんですけど、でも少なくとも、自分という同じ媒体で言えば、そう意識するのとしないのとではぜんぜん世界が違います。同時に、僕よりすごい人と出会うと、だいたいみんなメールひとつ、文面一つ、単語一つまで考えていて、びっくりするわけですが(同時に、メールを出すときに緊張するw)。たぶん、僕なんかよりもっと考えてきたんだろうなーとか、思います。

 

その逆に、こんなこと言ったら失礼ですけど、でも確実に「ああ、考えて来なかったんだな・・・」って思う人もいますよね。過去の上司とか先輩とかに・・・ゲホゲホ!まあ他人の批判は良いとして。

 

これをすることで誰に勝てるとか、誰に追いつくとかは、僕はあんまり意識していません(僕、あんまり野心ないんでw)。

でも、少なくとも自分はやっぱり1年後、3年後、今より優秀でいたいとは思います。

そうしたら、その一つのメールに対して、一生懸命考えられるか、常に意識できるかって、細かいようだけどすごく大事な気がします。

 

まあこれ、別にメールに限った話じゃないんですけどね。