笑顔を創りたいWeb屋の日常

某事業会社勤務のWebディレクター。つまり「なかのひと」やってます。Web業界からひょんなことで専門学校の先生に。そしてまたWeb現場に戻ったWebディレクターのブログ。情報デザインやWebの勉強をしています。

Web屋&元教員が思う 複数の内定を取るための新卒就職活動 18カ条。

【スポンサーリンク】

僕は、当然今はWeb屋として働いていますが、専門学校の教員時代は新卒の就職活動指導もしていました。で、もちろん今も教員前も制作の現場にいるのでそこのスタンスもわかるし、面接の経験も履歴書を読んだ経験もあります。もちろん、僕自身が転職活動をした経験もあります(っていうか多いでしょうね)。たぶん、僕は転職活動というか就職活動?は得意な方だと思います。Web業界の門を叩いてからは応募した企業については基本的に無敗ですし。(面接何連勝中だろ?○次面接というのをそれぞれ一回とするなら20は確実に超えているはず・・・)

 

で、そういう観点からすると大手就活サイトとか知識サイト、はたまた就職指導している大人の言う事ってどうもピントがズレている気がするんですよね。小手先ばかりというか。そもそもそっちじゃないだろって僕は思っているのですが。そして、優秀な企業ほどその小手先ばかりの応募者に辟易していると思います。

 

なので、僕が思う特に新卒の就活者が大事にすべきことをまとめてみました。

なんか、このブログ大学生も結構見ているみたいなので。

 



【1】就職先は次の「毎日行く所」ではない。真逆の立場になる。

小学校、中学校、高校と世間の一般コースをそのまま辿って大学や専門学校などの最終機関に来る学生は、まずここを勘違いしていることが多いです(僕の直接の教え子にもたくさんいました)。受験や入学面接試験などを体験してきているので、どうしても「大学の次に行く所」ぐらいにしか意識してないんですよね。だから、受身になる。そして、自分さえある程度努力すれば入れると思ってる。相手に選ぶ権利があるということがわからない。まず、これまでは公立にせよ私立にせよお金を払って所属していたお客様だったということ。そして就職先はその真逆で、企業が自分にお金を払う=自分が商品になるという意識を持たなければ全ては始まらないと思います。物凄く簡単に言うと「私を年俸○百万円で買いませんか?」というアプローチをしているという意識を持つべきだと思います。

 

 

【2】親は頼るな利用しろ。

本来高校だって大学だって専門学校だってそうなのですが、とりあえず高校に入ってそれなりに勉強して大学に入って・・・という人は、その後の人生も親がある程度決めてくれると思っている人がいます。「親に相談します」という発言がいかに多いことか。ご両親に相談するのは悪いことじゃないです。最大の味方であるご両親には是非とも相談した方がいい。でも、悲しいかな子が思うほど、そして何より親が思うほど親は子どもの事を知りません。毎日顔を合わせていても、アルバイトのこと、学校の事を1分1秒のレベルで伝えているわけではないですし、二十歳前後の人間が所属する学習機関は基本的に本人に対するアプローチがメインであるため小中学校のように親御さんに逐一全てを報告しません。また、ご両親は何でも知ってる神様ではないので実は就活の最前線のことは詳しくありません。仮に企業勤めのお父さんでも年齢的に現場にいることは珍しいですし、主婦のお母さんは全く知らない世界の話だったりします(就職指導の先生の方がよっぽど詳しいです)。そんなご両親に自分の人生の全権を与えて上手く行くはずもありません。

何より二十歳とか22歳にもなって自分の人生を決められない人はたぶん面接でも落ちます(理由は後述します)。ここまで育ててくれたご両親には最上級の感謝の気持ちを持つべきですが、それと依存するのとは別です。働いているお父さん、パートなり主婦をしているお母さんを「絶対の味方」&「人生の先駆者」として参考にする、うまく助けてもらう程度の意識が大事だと思います。

 

 

【3】履歴書は説明資料ではなく「ネタ帳」です。

履歴書の書き方で悩む学生は多いです。っていうかほぼ全員悩んでいたと思います。

まず、思いっきり言い切ってしまいますが、履歴書なんてのは所詮紙っぺらです。あんな紙切れで人間の全てがわかるわけがない。あれで全てをわかろうにも、学歴や賞罰歴と資格、長所短所、得意科目というほぼ全国共通のフォーマットで判断するのは無理があり過ぎる。合コンで出されたとしてもあれでは全てはわからないと思いますw だから履歴書は無駄にして良いということではないですよ。あれを見て企業は、応募者を判断するのですから。

面接時における履歴書は、話のきっかけです。そもそも、企業側はまるで応募者のことを知らないのですから、どこから何を質問して良いのかわかりません。だから、履歴書を見ながら質問をするわけですよね。つまり、逆算するならば履歴書に全てを書く必要などなくて、相手が話のきっかけを作り易く、尚且つこちらの人間性がわかるような質問ができるように書いておくべきです。要するに、芸人のネタ帳です。「お、なになに?こういうネタがあるのか。どういうネタ?ちょっとやって見せてよ」と言わせるためのものです。だから、履歴書だけで考えても意味が無いんですね。実は。具体的な話は過去エントリ「履歴書の書き方。」をご覧ください。

 

 

【4】長所短所は探すものじゃない「あるもの」「直せないもの」。

「先生、私って何もできないので長所なんてないんですけど・・・」

たぶん、履歴書や面接、就職指導において一番聞いたセリフですw

結論から言うと、そんなことは絶対にありえません。人間が生きていて、しかも20年以上生きているのに長所短所がない人なんていません。っていうかもしいたら、それ凄いです。ある意味なんでもロボットやコンピュータみたいに額面通りにこなせる人ってことですから。もはやそれが長所ですw。ご立派に毎日学校に来て、友達もいて、お父さんお母さんにも愛されていながら、長所も短所も晒さずに生きて行くなんて絶対無理です。ロボットじゃないんだから。

そして、そういう学生に聞くと必ず同じ返答がくる質問があります。

「きみ、じゃあ短所が一つもない人なんだね」

だいたいオロオロして「そんなこと言ってません!」「あります!いっぱいあります!」と回答しますw 長所は短所の裏返しです。短所があるならそれが長所だと思います。短所には直せるものと直せないものがあると思いますが、直せないものはその人の個性じゃないでしょうか。それは長所にもなっているはずです。朝起きれないのは短所だと思いますが、それはなぜなのか?と考えるともしかしたら夜更かしをしているのかもしれません。夜更かしをしているということは深夜に起きて何かをしているということです。そこまで打ち込むものがあるということです。我を忘れるほど打ち込めるものがあり、そういうメンタルがあるということですよね。これは立派な長所ではないですか?長所短所とは改めてつくるものではないと思います。日々の生活にあるものであり、そして直せない短所=個性=長所と思います。

 

 

【5】作品は、実力をみせるもの=△、コミュニケーション媒体=◎。

Web系やグラフィック系、プログラマ系だと、基本的には作品を持参すると思うのですが、大概が授業で創ったものをそのまま持っていって、その作品の説明をしたり、授業の説明をしたりします。こういう人はよほど作品がスーパーハイクオリティ(謎)でなければまず落ちます。相手の立場に立ってみればわかると思いますが、現場でプロとしてお金を貰っている人にしてみれば学生の作品のクオリティなんて大概は目くそ鼻くそレベルです。プロが創れば1/10ぐらいの工数でできてしまうものばかりです。最低限のスキルは持っていて欲しいので、(技術にせよセンスにせよ)ある程度は作品のクオリティを求めますが、そもそも即戦力候補ではないのでそんなに高いものを求めてはいないはずです。というか求めたって来ませんw そうそういないですから。

作品から何を見るかというと、当然技術やスキルは見ますが、何よりもその作品をなぜつくり、何を考え、何を工夫し、何を吸収したのかを見るはずです。なぜそういう観点になるかというと、技術やテクニックは入社後に教えられるからです。しかし、その技術やテクニックを吸収するのも、実務に生かすのも本人です。だから、何よりも大事なのは意欲と熱意を持ち、計画し、吸収し、実践できるメンタルやスタンスがあるかどうか。技術やセンスは最低限あればよくて、むしろその人間性です。作品はそれを伝えるための媒体でなければいけない。履歴書と同じです。作品のクオリティがどうのこうのじゃなくて、その作品から自分という人間の何を伝えるのかが大事で、それに基づいて作品を選び、資料を作らなきゃいけないんです。だから、同じ作品でもその人の個性や目指す職種で見せ方、合わせる資料は全然違うべきなんです。作品はコミュニケーションのための媒体です。何を伝えたいのかが先にあるべきです。

 

 

 

 

 

【6】一問一答マニュアルに正解は無い(それはアナタではないから)。

面接、履歴書の対策マニュアルは数多の書籍が出ているし、就職指導の先生もその手の指導が多いです。それらは決して間違っていないです。一般論としては正解ですし、取り入れて間違いは無いと思います。しかし、書籍にもマニュアル指導にも本人が実践すべき正解はどこにも書いてありません。企業は、一緒に働いて組織のなかで自分のポジションを見出し、業務をこなし、自分なりの力を発揮してくれる人を求めています。本に書いてある事を丸暗記して実行できる人を求めているわけじゃありません。「ウチの会社で力を発揮して欲しい。で、アナタはどんな人なの?」ということを問われているのですから、誰でもお金を払えば身に付けられる作法など求めていません。もっと言うと、そういう何の足しにもならないマニュアル対応をする応募者に辟易しています。自分を表現するしか解決策は無いのです。自分を表現するためには、自分で答えを導き出すしかないのです。マニュアルはあくまでも参考書だということを忘れないように常に意識するぐらいがちょうどいいと思います

 

 

 

 

 

【7】他人と常に比較しろ、その結果負けてもいい。大事なのはその次。

結局、全ては「あなたは何者なのですか?」ということを問われるわけです。では、どんな個性がある人なのでしょうか?勉強ができますか?足が速いですか?ルールを遵守するタイプですか?デザインのセンスがありますか?アルゴリズムを組むのが得意ですか?

その解答は、全て他人との比較によりでてきます。勉強ができるというのは、それよりできない人がいるからです。皆が同じ成績ならそうは言われません。足が速いのは、遅い人がいるからです。デザインしかり、アルゴリズムもしかりです。つまり、自分が何が出来るのかというのは他人との比較から見えてくるのです。だから、オンリーワンなんて言ってる場合じゃないです(土台にはあってもいいけど)。自分を積極的に他人と比較すべきです。その結果敗北することも多々あると思います。辛いです。でも、それでいいんです。いいんですよ自分が誰かに劣っていても。別に罪では無いのだから。なんでもかんでも一番になれるわけでもないし、一番になる必要もない。一番じゃなきゃ生きていけないわけじゃないのですから。そんなくだらないことより、他人との比較によって自分がどういう人間なのかを知ることの方が大事だと思います。落ち込む必要もないし、落ち込んでる場合でもない。100m10秒で走れなくて自分が情けないですか?走れなくても困らないですか?その程度のことです。何よりも、比較の結果を受け入れて、それに対して自分について考えることが最優先。

 

 

 

 

【8】アルバイトは頑張れ。(縦の繋がりは大事にすべし)

比較して自分を定義し、それを伝えるべしということですが、前述の通り新卒にはキャリアがありません。「仕事でこんな実績を~」なんてことが言えないので、学生としての生活の中から伝えるしかありません。擬似的な内容をもって仕事がとれだけ頑張れるのかを伝えるしかないのです。「◯◯ごっこ」の話でプロになった後の貢献度を伝えなければならず、これは難しいことです。伝えるのが難しいということは、受け取る側である企業も判断が難しいということです。その中で、一番わかりやすいのがお金を払って身分を得ている学生においておそらく唯一の「お金をもらって得ている身分」であるアルバイトという体験です。正社員とアルバイトでは待遇や環境はかなり違いますが、それでも「働く」ということには変りないので、大切な事はいっぱい学べます。時間を守ること、挨拶をきちんとすること、お客様に丁寧に対応すること、上長の指示を守ること・・・などなど。また、アルバイトだって昇進はあるはずです。何人の後輩をまとめた、リーダーをやった、工夫して売上をあげたという体験はじゅうぶんビジネスにも活かせますし、凄く大切な事です。そういうことができるのはアルバイトを頑張った人間だけだと思いますので、もちろん面接で伝えるとかなりの効果が期待できると思います。

また、アルバイトの同僚には時折社会人経験者もいるし、そのバイト先の社員もいると思います。彼らは立派な(元)社会人です。就職活動を切り抜けてきた先輩ですし、その周りには同世代の友人もいます。そういう人から話を聞く、知恵を借りるというのは学生の世界とはずいぶん違う知識、常識があるので得るものも大きいはずです。特に非社会人である同世代ばかりで集まってしまいがちな学生時分には、違う文化を持ち適切なアドバイスをくれる”大人”との繋がりは絶対に大切にした方が良いです。

※ただし、学生の本分を忘れるほどアルバイトに没頭するのは本末転倒です。

 

 

 

 

【9】手と足を動かせ・考えろ・次に進め。

常に比較すること、その一つとしてアルバイトをしてみることは大切なのですが、アルバイトなどというものは世間に溢れていて、それだけで企業側から魅力がある人材と評価されるわけではありません。どんなアルバイトをしたかが大事ですし、むしろアルバイトだけじゃなくてセミナーに参加した、研究活動で何をした、サークルで何をしたという全てが評価の対象になります。そこで何を体験し、何を考え、何を工夫して、どう次の行動に移し、その結果どうなったのかということをを繰り返すからこそ、自分の得手不得手、好みを知り、面接で多くを表現できる人間になれると思います。つまり、積極的に色々なことに動かなければ比較もヘッタクレもない、比較のタイミングを増やすべきということです。それは、学生にも広く門戸を開いているセミナーに積極的に参加してみる、コンテストに応募してみる、インターンシップに行ってみる・・・でもいいですし、アルバイトで昇進を目指す、スポーツサークルで運営側にまわってみる、大人もたくさんいる交流の場に参加してみる・・・などなんでも良いと思います(注:初めは、ですが)。ともかく自分の手足を動かして”体験”をしなければ比較なんてできません。体験して、そこで自分がとった行動、評価について「考え」、「では次はどうするのか」ということを考える、実行することが大事だと思います。

 

 

 

【10】好きを知れ・嫌いを知れ・全てを語れ。

結局、人間が大きく進むのは”楽しい時”であり、「あの人よく頑張ってるなぁ」という人を見る時は大概がその人がそれを好きなことが多いです。やっぱり自分の「好きだ!」という気持ちを持っている人はどこに行っても強いと思います。それはもちろん、好きだからこそ打ち込めるということもあるのですが、同時に「嫌いなものを知っている」=「迷いなく行動を選択できる(絶対に嫌なことは切り捨てられる)」ということでもあると思います。だからこそ、企業の人事担当者はだいたい口をそろえて「この業界が(うちの会社が)好きってのが一番大きい」と言うんですよね。世間に名だたる大企業だと名前は知られていて名前だけで寄ってくるので「会社が好きです!」ぐらいじゃダメですが、その場合はもっと具体的にその企業の歴史、業務、商品の何が好きなのかを語れなければいけないと思います。これは結構大変なことですが、名前が知られてない中小企業の場合は会社そのものを知る時に同じ工程を踏むので結局同じ事です(笑) ではそれを見つけるには?という話ですが、それはそもそもまず自分が何が好きなのかを見つけていないと話になりません(っていうか本来そっちがスタートラインだし)。そのためには、前述のとおりたくさん体験して、好き嫌いを知ることなのですが、ただただ体験したって排泄物のように流れでていくだけです。その事象に何を感じ、何の、どの部分が良くて好きなのか(嫌いなのか)は常に考えておく必要があると思います。・・・と言って、そんな難しい話じゃないです。居酒屋とかファミレスで、好きなこと嫌いなことについて友達や先輩に語りまくればいいんです。相手は共感なり反論なりしてくれるはずで、そこからまた自分の考えを深められるきっかけがつかめます。なんでこういうふうに熱く語るのが大事かというと、それは面接でほぼ全く同じ事を聞かれるからです。いつでも暑苦しく語ってる人は、面接で好きなこと嫌いなことを聞かれても困らないでしょ?

 

 

 

 

【11】「あなたは何が出来るのか」その答えは全て体験に宿る。

体験して、比較して、考えて、次に進む・・・が大事ということですが、それは己を知り能力を把握するからこそ適切に発揮して適切に育成できる、ということです。が!まさかその工程を全て面接官が見てくれているわけではないので(親じゃないんですからw)、それを説明する必要があります。面接の指導や実際の面接をしていると「私はリーダーシップがあります」とか「いつでも冷静です」「ガッツがあります」とか、そういう類の話は多いです。ただ、それだけ語られても・・・・ゴメンワカンナイ・・・。女性に「僕はいつだって優しいんだよ」って言ったって伝わらないですよね。「前の彼女がいたとき、物凄くイライラしたことがあったんだけど、彼女もイライラしてたんだよね。聞いたら、上司とケンカしてきたって。ああ、それなら僕のイライラはとりあえず横に置いておいて、デザートでも買って彼女の部屋に行こうと思って、いっつも行ってた」だと、いくらかは伝わりやすいかなと思います。要するに、自分の能力を説明するには、それに付随したエピソードが必要なわけです。そのエピソードはどこから出てくるのかというと、自分自身の体験からしか出てきません(他人の体験を語ったら嘘ですから)。故に、たくさんのことを体験し、それがどういうことなのか、自分にとって何を影響させたのかを考えておくべきということです。ちなみに、このエピソードについてはできれば「いざとなったら調べられても大丈夫」というものの方がいいです。なぜなら信ぴょう性があるので(実際に企業側が調べるかどうかが大事なのではなく)。例えばアルバイトもそうですし、研究発表もそうですし、スポーツサークルの大会の結果も調べられるでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

【12】やりたい仕事はすぐにはできない。

社会人の皆様におかれましては(謎)当たり前のことなのですけども。意外とこれをわかってない学生さんが多いので。学生さんは所詮学生さんなので、たとえばその道何十年のプロの方からするとまるで仕事ができません。それはもう仕事じゃなくてなんでもそうですよね。で、だいたい学生さんが夢見るお仕事はそのベテランや中堅の方がやっているようなお仕事がほとんどだし、そうでなければいけないと思います。その企業の根幹となるサービスを担うからこそ夢になるのであり、そこを目指さなければいずれ働けなくなりますから。ただ、そこを担うにはいくつもの他のお仕事の事を知らなければできません。プロスポーツなんかは良い例ですが、甲子園や高校選手権で活躍した選手でもプロ1年目からバリバリやるのは難しいですよね。やっぱりそこにたどり着くために学ぶことがたくさんあります。もちろん、ルーキーイヤーから主力として活躍する怪物もいますが、彼らはこの国のそのスポーツ業界を背負ってたつ変異種ですから。そもそもプロスポーツ界というのはその才能にとんでもなく優れた人が集まっている業界なわけで、さらにその中で選ばれたほんの一握りの人がルーキーから主力として活躍するわけでそんな人を目指すなら良いですが、それこそ東大入るより難しいですから。ましてや、完全実力主義のプロスポーツ界ならともかく、一般企業ではピッチにすら立てません。だから諦めろということではなくて、数年後、十数年後にそこを目指すつもりで応募しなければいけないということです。それがわからず「僕は入社直後からバリバリ広告戦略やりたいです!」とか面接で言うとバリッと落とされます。「ああ、コイツこれしかやりたくなくて、仕事の辛い部分とか見たらすぐやめそうだ」って思われるから。

 

 

 

【13】不満は語るな未来を語れ。

アルバイト、学校、家庭環境、友人関係、どこでもやはり辛いこと、不満はあるものだと思います。常に改善する意識を持つためには不満を持つことは悪いことだとは思いません。が、不満だけ言ってても始まりませんよね。で、例えば、本当に劣悪な、理不尽な環境にいる人もいると思います。それはもう現実を見たら大変な。がしかし、面接官にはそれはわかりません。本人の言うことだけを鵜呑みにするわけにもいかないですから。すると、アルバイト、学校の不満を不満として伝える学生はどう映るかというと「不満ばかり言う人」になります。面接は自分の苦労を理解してもらう場所ではないです(それは入社して仲良くなってから酒の場ででもいいましょうw)。

個人的には不満は一言でも言うべきではないと思います。どんな組織、どんな相手にも欠点はあります。それを正確に把握することは決して悪いことではありません。大事なのは、不満を不満として語るのではなく、「○○な問題があったから、こう対処した」「○○な問題があり、自分ではどうしようもなかったけどその中でこう動いた。本来はこうあるべきだと思います。次からはそうなるように□□のように行動したいです」と、あくまでも未来に、自分の行動分析の一環として語るべきだと思いますす。(「やっぱり、その辺は難しいところもあると思うのですが~、私としては~」と理解を示せれば尚良いかと思います)

 

 

 

 

 

 

 

【14】最低限のマナーは身につけておく。

今の今までマナーについて書いて来ませんでしたが、もちろん大事なことです。身だしなみや挨拶などのマナーは書籍などにいくらでも載っているので書かなかっただけです。どんなに優れた能力を、スキルを持ち、たくさんの経験を積んでいる人でも、面接で髪ボサボサ、ド派手スーツ、腰パンでは能力すら見てくれません。相手に対する礼儀であり、礼儀はもちろんコミュニケーションのためにあると僕は思います。「相手に何を伝えたいのか」という思考のもとに行動しているはずの人が、礼儀一つ、髪型やスーツ一つ整えてこられないようでは「伝える気がない」と受け取られても仕方ありません。とくに、前述のとおり新卒はどんぐりの背比べで相手は絶対的な判断基準が無いために、何か相手を判断する手がかりはないかと、細かいところもたくさん重視します。この手の話はどこまでやるのかというのが難しい話であり、ここにばかり心血を注いで肝心の自分自身の説明が疎かになるようでは意味が無いのですが。(持論ですが、マナーを守ろうと努力している事さえ感じられれば、完璧である必要はないと思います。マナーの講師になるわけではないですから・・・)

 

 

 

 

【15】報連相はやり過ぎぐらいでちょうどいい。

人と約束をして、何かをするという体験に乏しいからか、体調が悪いからと無断で面接を欠席したり平気で時間に遅刻したりする人がいます。これはもう、問題外ですね。就活がどうとかそういう問題ではないです。相手が、自分の為に時間をつくってくれているということを忘れてはいけません(これは企業側にも言えることなのですが・・・)。欠席は出来る限り避けるべきですが、どうしてもということはやはりあります(身内のご不幸とか体調悪化とか)。そういう時は必ず先方に連絡を入れるべきですし、それぐらいの理由であれば企業側だって理解してくれます。・・・いや、理解してくれない企業もあるとは思いますが、そういう企業は入社してもたぶん理解してくれませんw。体調が悪かろうと身内にご不幸があろうと、大切な友人の結婚式だろうとたぶん有休を使わせてくれないので、できるなら避けたほうが良いと思いますw(そこはもう好き好きでですけども)。で、ここまではたぶんその辺の書籍にも書いてあると思います。でも、ベストなのはもっと上のレベルです。

 

相手も人間です。

ありがとうと言われれば嬉しいし、面接についてどう思われたのかというのは相手も敏感になります。また、責任ではない所にこそコミュニケーションの本質があると僕は思っているので、そこにこそ差が生まれると思います。具体的に何を言いたいかというと、面接が終わったら「今日はお忙しい中ありがとうございました」というメールを送るとか、書類を郵送したのなら「先ほど応募書類を郵送にてお送りしました。そちらに届かないようでしたら~」というメールを送るとか、面接の前日にメールなり電話なりで「明日宜しくお願いします」と送るとか、そういうコミュニケーションはとっておいて損はないと思います。まあ、あんまりやり過ぎも良くないとは思うのですが(相手の時間を奪うから)、とりあえず学生さんの意識的には低すぎるぐらいなので、やり過ぎかな?ぐらいの意識でたぶんちょうどいいと思います。

 

 

 

 

【16】下を向くな。

これはもう、就活している人全員に言いたいし、僕自身にも言いたい。(ナンダソレ)

特に新卒の就活はこのご時世、落選の連続です。やっぱり人間ですから、落選が続けば自分を否定されているも同然で、気分も滅入るものですよね。僕でもそうです(って最近あんまりないけど)。でも、それで死ぬわけではないです。そして誤解を恐れずに言うと採用選考なんてものは一種の「会社の兵隊になれるかどうか」というものです(いや兵隊じゃ駄目なんだけども・・・)。所詮はその程度のものであり、要するに合わなかっただけだということも多々あります。出会いですから、それもまた運命ってこともあります。死ぬわけでもないですし、たかが兵隊として合わなかっただけ、落ち込んでも仕方ありません。ともかく、失敗したこと、ダメだったことはダメだったこととして分析すべきですが、料理を失敗した程度の事と同じで、次頑張ればいいのです。たかが就職面接、落ちたぐらいで下を向くことはありません。そこから前向きに改善点だけを抜き取ればいいんです(落ちたくない!という感情も必要ではありますが)。「罪を憎んで人を憎まず」です。面接や書類のミスはミスとして見つけて、それは改善すればいいのです。自分を責める必要はありません。

 

 

 

 

【17】下しか向けない時は向いてしまえ。ただし監視役をつけるのだ!

とは言っても、やっぱり下を向いてしまうことはありますよね。人間には心のスタミナっつうもんがありますから。それは仕方ない。いつでもどこでも前を、上を向いている人間も珍しすぎるぐらい珍しいわけで。どうしても上を向けない、落ち込んでしまう時は無理に前に進まない方がいいです。就活がどんどん嫌になり、でも活動をやめるわけにもいかず真面目な人ほどガムシャラに活動を続けます。そしてその都度分析もできずに玉砕を繰り返すことになります(何十社も落ちる人はだいたいこのパターン)。どうしても前を向けないときは、うつむいてしまいましょう。それが自分の今の全力なんです。全力なら仕方ない。全力ならそれでいいんです。どうせそれ以上はできないんだから。ただし、一人で塞ぎこむのは絶対にダメです。落ち込むときのストレスと同じくらい立ち上がるときのエネルギーも大量なものです。一人だとそれが重くなり、動かないのが楽になり、フリーズしてしまいます。だから、親なり、先生なり、先輩なり「お前、そろそろ動かないと危険だぞ」とケツを叩いてくれる、自分のことをちゃんと見て言葉をくれる人を監視役としてつけるべきです。基本的には就職指導の先生や懇意にしている先生が良いと思います。

 

 

 

【18】就職活動の準備などに集中するな。

ここまで長々と書いてきて思いっきり矛盾してますが(笑)

いや、ここまで読んでいただいた方はわかると思いますが、つまり就職活動だけ準備しても意味ないんですよ。「履歴書はネタ帳」「「あなたは何が出来るのか」その答えは全て体験に宿る。」というのが一番如実に物語っていると思いますが、履歴書とにらめっこしたって魅力的なことは書けない。魅力的な事が書けるのは魅力的な人だけです。魅力的な人は履歴書で決まるのではなく、日頃の活動で決まります。書類選考、面接選考ともに書類の上手さ、受け答えの上手さを求めているわけではなく、「日頃、そして今までアナタは何をしてきたどんな人なのですか?」ということを問われているのですから、就職活動のために頑張っているというのがそもそもおかしいんですよ。そうじゃなくて、常日頃から何かに熱中して頑張っていることが大事で、それを表現する場が就職活動だというだけです。逆に言えば、日頃がんばっている人は就活のためにいちいち何かを準備したり苦労して面接の受け答えをひねり出す必要はないはずです。すでに自分という資本があるんですから。自分という資本を使って、就活、面接に向けて整理するだけです。

 

履歴書はただの紙切れです。

それを書くことは目的ではなく、それで何を伝えるのかが大事です。

何を伝えるのかというのは履歴書を書くその人の中にしかありません。履歴書とにらめっこして、参考書を読んだって大したものは出てきません。そこにはお作法しか載ってませんから。にらめっこするのは自分自身なんです。自分に問いかけた結果を履歴書に書かなきゃいけない。でも、履歴書を書くときに突然にらめっこしたって答えは出てきません。いつでも自分とにらめっこしてるから、履歴書を書くときにそれが出てくるんです。就職活動の準備なんかに集中するぐらいなら、自分が何を楽しんで何を学ぶのか、それに集中するほうがよっぽどマシだと思います。

 

 

 

【総括】人生を楽しむべし!

あー・・・・・・。

長い。長すぎる。すみません・・・・。

そして、これを全て意識して実践するのは難しいと思います。

僕でも怪しいです。でも、割といくつかは実践できているかなとも思います。

 

意識して実践すると疲れます。

意識しないでやることが大事だと思います。

そのためには、ともかく人生を前向きに、楽しむことが第一だと思います。

 

面接だって人との出会いです。僕は面接は物凄く緊張するけど、でも楽しみです。

発見は絶対にあるから。発見しようと思えば、絶対にあります。

セミナーに行くのも、誰かと飲み明かすのも、楽しいことです。

Webサイトを創ることも、デザインをすることも楽しいことのはずです。

「就職活動に使えるから」なんて理由で取り組むから作品の目的があやふやになり、魅力もない授業受けただけの作品を持参することになるんです。就職活動なんかどうでもよくて、まず自分が楽しんで創ることのほうがよっぽど大事だと思います。

 

つらいことはたくさんあるけど、たぶん、この国に産まれた時点で割と幸せな方だと思います(笑)

どうせ、一回しかない人生です。目の前のことを楽しんだほうが絶対得だし、そういう人が一番強いと思います。オジサマ方や同世代の中には「苦労は買ってでもしろ」と言います。僕はそうは思いません。楽なら楽な方がいいですよそりゃ(笑)。でも、たぶん一生懸命生きればその分だけ苦労は出てくると思います。それは回避できないなら真っ向からぶつかればいいし、回避してもその後楽しく暮らせそうなら別に回避しても良いと思います。「若いときは苦労すべきだ」と言ってサービス残業を賞賛するような輩は僕は大嫌いです(仕方ないことはあるけど、賞賛はねぇ・・・)。避けられる苦労は避けても良いと思います。どうせ、楽しく生活しようと思ったら避けられない苦労は絶対出てくるので(笑)

 

避けられないなら避けられないでいいじゃないですか。

それがどうしても無理ならリタイアして別の道を探せばいいし、どうしてもその先に行きたいならそこは割りきって、その中にある楽しいことを見つけた方がいいです。どんなに辛い環境でも、割と楽しいことはあるものだと僕は思っています。

 

希望を失った人間が諦めるんじゃない。そこに希望を見出せなくなった人間が諦める。

 

僕の好きな言葉です。

なんかの漫画にありましたが、なんの漫画か忘れましたwww

ARMSだったかなぁ・・・。まあ、ともかく僕のオリジナルじゃないですw

 

学生の皆さん、就活頑張ってください!

あと、Web業界にたくさんきてください!(笑)

Webに携わるの超楽しいよ!

 

まとめ。

【1】就職先は次の「毎日行く所」ではない。真逆の立場になる。

【2】親は頼るな利用しろ。

【3】履歴書は説明資料ではなく「ネタ帳」です。

【4】長所短所は探すものじゃない「あるもの」「直せないもの」。

【5】作品は、実力をみせるもの=△、コミュニケーション媒体=◎。

【6】一問一答マニュアルに正解は無い(それはアナタではないから)。

【7】他人と常に比較しろ、その結果負けてもいい。大事なのはその次。

【8】アルバイトは頑張れ。(縦の繋がりは大事にすべし)

【9】手と足を動かせ・考えろ・次に進め。

【10】好きを知れ・嫌いを知れ・全てを語れ。

【11】「あなたは何が出来るのか」その答えは全て体験に宿る。

【12】やりたい仕事はすぐにはできない。

【13】不満は語るな未来を語れ。

【14】最低限のマナーは身につけておく。

【15】報連相はやり過ぎぐらいでちょうどいい。

【16】下を向くな。

【17】下しか向けない時は向いてしまえ。ただし監視役をつけるのだ!

【18】就職活動の準備などに集中するな。

【総括】人生を楽しむべし!