笑顔を創りたいWeb屋の日常

某事業会社勤務のWebディレクター。つまり「なかのひと」やってます。Web業界からひょんなことで専門学校の先生に。そしてまたWeb現場に戻ったWebディレクターのブログ。情報デザインやWebの勉強をしています。

できれば皆と笑顔で仕事がしたい。

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とくに、外注さんとか、デザイナーさん、コーダーさん(マークアップエンジニア?)とか、自分から指示をする人とか、立場的に僕に気を使わなきゃ行けない人相手に、凄くこっちが気を使いますw

やっぱり、笑顔で仕事をして欲しいし、クオリティの面で言ってもやっぱりそっちの方が高いんじゃないかと思っています。とはいえ、それは別にぬるま湯にするつもりもないし、媚びを売るつもりも無い。そうじゃなくて、やはりお互い人間であり、むしろこちらは機械だと思われても何も問題がないならそれでよくて、相手が人間であるということを考えると、人間として対等に扱うことで不安なく仕事をして欲しいと願います。

具体的に言えば、例えば良いクオリティのものをあげてくれたときにはメールと電話で「ありがとうございます」と伝えることだったり、クオリティの良さがクライアントに評価されたときは自分に留めることなく、作業してくれた人に伝えることをきちんとやりたいと思います。

逆に、クオリティが低ければクレームを出すし、怒り(おこり)もします。

でも、それは感情的に怒るのではなく、何がダメで、何が必要で、どの部分が改善点で、次はどうして欲しいとか、次につながるように伝えるのが、自分の仕事であり、モットーだと思っています。やっぱり、相手は人間ですから。叩けばへこむし、褒めれば喜ぶ。ただでさえ、外注さんや社内作業者の場合、指示者の声に耳を傾ける側のため、立場を下に持っていきがち。また、発注者と作業者の場合、大概は発注する側の曖昧だったり、イメージが弱い指示の問題があったり(イメージに頼ってる時点でダメなんだろうと思いますが・・・)、発注者側にも配慮の無さがあったりするものです。というか、エンドユーザやエンドクライアントで無い限り、それぐらいの心持ちで「我らクリエイター仲間」ぐらいのスタンスで行くほうがうまくいくと思ってます。要するに、仲間なんだから「こちらにも落ち度があったよね」ぐらいのスタンスでいたいというか。

「このクオリティはきついです」

「でも、そもそも一発で投げてるのでこちらにも非はあると思ってます」

「そんななか、短いスケジュールですばやい対応をしていただけたことは大変感謝してます」

とか。

外注や部下に怒鳴り散らしたりする人がいるんですが、そういう人が嫌いなんです。

僕は、自分の感情と表現は全くの別物だと思ってるんです。

繋がってるんだけど、別のタイミングで扱うもの。「怒り」と「怒る」の違いですね。「怒り」は感情。自分が受けた体験に対して自分のなかで発生するもの。「怒る」は相手に何かを伝える手法。だから「怒り」を感じたからといって必ず相手を「怒る」わけじゃない。とくに、その「怒る」という手法を表現に使うのが嫌いなんです。

「怒る」という行為には伝えるべき内容にプラスして「恐怖」という圧力がのってしまう「威圧」に近い行為。そんな圧力をのせなくても、きちんと冷静に伝えれば伝わると思うんです。むしろ伝わらないならそれは怒ったってたぶん伝わらないだろうし。しかし、それなのに「怒る」という行為には相手にストレスを与える成分が含まれる。ともすればトラウマになるような。まあ、その「ストレスをもって相手に何かを伝える」という行為なんだから当たり前なんですが。

「怒る」という行為を否定しているわけじゃないです。

やはり、時には相手のストレスに訴えることも必要だし、親が子に何かを伝えるためにはやはり「怒る」ことはかなり必要だと思います。しかし、言葉もわかり常識が通じる相手にストレスを与えてまで伝えなきゃいけないことなんてほとんどないと思うんです。それこそ、取り返しのつかない事態でもなければ。

それを考えずに「腹がたったから怒る」「正しいことだから怒る」というのは、感情に支配されて自分を表現してしまう愚かな行為なんです。僕にとってそれは自分に敗北する最も恥ずべき行為なんです。「腹が立つ」と「腹が立ったことを伝える」ことは僕にとって全く別のことなんです。相手にだって事情や環境もあり、価値観もあり、何より何かを誤ることはある。そりゃ人間なんだから。そんな相手に対してコミュニケーションを取る、何かを表現するということはつまり「伝える」行為なわけです。だから、伝わらなきゃ意味がないし、伝えるために必要なもの以外はいらないと思ってます。

腹がたったから怒る、正論だから怒る、カチンと来たから怒るというのは、本来「相手に伝える」ために表現するはずが、「自分のため」になってしまっている矛盾が発生していると僕は思うんです。相手に何かを伝えたいのに、自分の感情を表現してストレスを開放してるだけになっちゃってる。自分はそれで良いかもしれないけど、そのストレスは相手に届き、そして傷つける。だから、僕は怒るのが嫌いだし、苦手なんです。怒るのは最終手段だと思うから。

気持ちよく仕事をして欲しい、余計なストレス無く仕事をして欲しいというのは、当然その範疇のミスや過失で収まっている状態です。もはや怒鳴らなければならない状態もあると思いますから。でも、それですら表現手法であり、全てはクオリティとその人の幸せのためになってないと、僕は嫌です。だから、一緒に仕事をするなら、楽しく、幸福を感じられるタイミングがあってほしいと思います。だから、必要以上に、こちらをあがめて欲しいとも思わないし、リスクはイーブンで買いたいと思うし、それらを経て「こいつは信用できる奴だ」と部下や後輩、外注さんや後ろの工程の人に思われたいです。

きっと、そのほうが幸せに仕事ができると思うから。