昨日、町田デザイン専門学校の卒展?にあたるのかな?
産学ネットワーク展に行ってきました。
なんと、金券があります。
なんで卒展に金券?
と思っていたのですが、模擬店があるのですね。
見学して気づいたことですが、これはどちらかというと一般的な制作展より学園祭に近いものなのですね。だから、学生だけじゃなくて高校生や家族連れもたくさんいました。基本的に、お祭りなんですかね。
ちゃんと作品もたくさんあります。
プロとして活躍している非常勤講師や卒業生の作品まであります。
な、なんと、あの缶チューハイのデザインを卒業生が??
インターン等の提携企業の展示コーナーまである・・・。
なんとなくつかめてきました。
この催しは、先日見学したはこだて未来大とは正反対のコンセプトのものなのかと思います。
企業向けに自分たちの取り組みや成果を披露するのがはこだて未来大なら、この町田デザイン専門学校の産学ネットワーク展とは、あくまで一般の方、これから入学を考えている方向けの催しなんですね。だから、模擬店があるんだなぁと。
専門学校というのは、体験入学にでも来なければ基本的には学内の人間しか中身がわからないもので、得体の知れない組織なのですがw、そういう組織にあって「私どもは日々このようなことに取り組んでおります」というのを一般向けに披露する場所になっているようです。そのアウトプットとして「祭り」という形態を選択しているのかと。
だから、ブライダル系学科によるイベントなんかもあります。
とにかく、地域の方や家族連れ、高校生に遊びに来てもらって楽しんで帰ってもらおうという意識が良く見えました。しかし、基本線はあくまで制作展であって、模擬店がメインではありません。模擬店なんて、ほんの一部の一部にすぎず、それを凌駕する凄まじいほどの量の作品がありました。「お祭り感覚で遊びに来て、私たちの作品を見て帰ってください!」という感じでしょうか。
学生は、いかに自分たちの作品、専門学校で培った技術で、お客様をもてなすかということを必死で考えているようです。
それを、コミック系学科の学生が実践すると、
まるでコミケのような模擬店が出てくるようです(笑)
凄いですねぇ。
お客様の中にご老人の方もちらほらいたのには、素直に驚きました。
当校の学園祭などは、制作展示もありますが、なにかどうしても模擬店中心というか、世間一般で言う「お祭り」というスタイルに近い。しかし、専門学校だからこそできる催しというものがあるわけで、この産学ネットワーク展は専門学校が開催する学園祭のあるべき姿を見たような気がします。
飲食模擬店も大賑わい